不安や迷いはないに越したことはありませんよね?
でもいつも不安なんです・・・いつもどうしていいのかわからないんです・・・
常にこうした問題を抱えている人がいます。
一つの問題が解決すると、また次の問題が・・・
このまま不安が永久に消えることがないんじゃないか・・・という錯覚に囚われてしまうこともしばしば・・・
この不安や迷いスパイラルは一度はまると、そこから抜け出すことはなかなか難しくなります。
常に不安や迷いとの葛藤が付きまとっているんです。
かといって、不安や迷いがない生活も不安なんです。
不安や迷いがないのがおかしい、こんなには私の生活じゃない、早く不安や迷いを探さなきゃ・・・といっては、それこそ押入れの中をひっくり返してでも不安や迷いを探し出そうとするんです。
常に、不安や迷いのある生活を送っていると、逆に不安や迷いがない生活が不安になってしまうのです。
これは人間の習性とも言えます。
以前も少しお話しましたが、これは人間の恒常性維持機能が働き、生態を常に安定した状態に保とうとする機能が働くためなんです。
例えば、あなたがいきなり結婚式や大きなイベントの司会を頼まれたとします。
そんな場所に慣れていないあなたは緊張と不安で心臓の鼓動は高鳴り、背中にはこれまで経験したことないような嫌な汗の感覚を覚え、しまいには胃の辺りがキリキリと痛くなったり、吐き気をもよおしたりするでしょう。
絶対にその場から逃げ出したくなりますよね?
これが人間の恒常性維持機能です。
つまり、生態が生を永らえることを妨げる状況から、安定した状態へと戻そうとするんです。
だからこそ、吐き気をもよおしたり、胃が痛んだりと、〝今のあなたの状況は、あなたのいるべき場所ではありませんよ、だからその場から逃げてください〟というシグナルを出しているんです。
さて、ここでいつも不安や迷いを生じているあなたの状況を考えてみましょう。
あなたは、常に不安や迷いを生じています。
とても辛い状況です。
しかし、それがあなたの居場所でもあるんです。
常に不安や迷いを生じているあなたが、常にあなたの居場所なんです。
だからこそ、不安や迷いがないと、逆に落ち着かない、常に不安や迷いを探してしまうんです。
いつも不安や迷いを生じているのは、あなたの無意識がそうさせているんです。
恒常性維持機能の働きによって、あなたは常に不安や迷いを持ち続けているんです。
嘘だと思うなら、不安や迷いがない時間を持つようにしてください。
逆に落ち着かなくなりますから・・・
不安や迷いを簡単に消す方法はありません。
無理やり消そうとしても消えるもんじゃありません。
無理やり消しても、またいつもの不安や迷いのある生活に戻ってしまいます。
ですから、徐々に消していくしかありません。
一つひとつ、確実に消していくのです。
だからこそ、まずは行動を起こさないといけません。
まだ、起こりもしないことをあれこれ考えるよりも、まずは動いてみて、その結果に対しての検証をすればいいのです。
そして徐々に消していくことができれば、あなたの不安や迷いはいつしか消えていきます。
焦らずじっくりと、考えるよりも行動を心がけましょう。