好きな人が出来ると、まずはその人を理解したいと思いますよね。
もっと、もっと知りたいと思うようになります。
まあ、中には相手の過去の恋愛経験までも知りたがります。
そして、過去の相手に嫉妬してしまう、なんてことにもあるんですがね(笑)
理解したいという気持ちは大切です。
ただ、良い所だけを見ていてはいけません。
良い所というのは、つまり自分と同じ価値観を持っている部分です。
逆に、自分と合わない部分、自分にない部分を探してください。
人を好きになる理由として多いのは、〝同じ価値観を持っている〟ということを挙げる人がいます。
もちろん、同じ価値観であれば、そりゃ一緒にいて楽です!
例えば、ラーメンが食べたいなと思っていたら、相手もラーメンを食べたいと思っていた、といった場合、何も考えずにラーメンを食べるでしょう。
そして、同じラーメンを二人で食べる喜びを感じられることでしょう。
まあ、実際に価値観が同じだということは、もっと複雑ですが、こんな関係ですね。
でも、自分がラーメンを食べたいと思ったときに、相手がハンバーガーを食べたいと思っていたらどうでしょう。
それこそ、〝あっ、この人とは合わない・・・〟と感じるでしょうか?
実は、感じる人がほとんどなんですね。
価値観が違うと思ってしまいます。
でも、これって、大変、非常に、物凄く、もうとんでもないほど勿体無いことなんです(笑)
一緒にいて楽だと感じる相手は、価値観が似通っています。
つまり、そこには争いはありません。
まあ、日本とアメリカの日米安保条約みたいなものでしょう。
しかし、旧ソビエトとアメリカの冷戦時代はどうでしょうか?
それが、価値観が合わない関係ですね。
しかし、その旧ソ連とアメリカが和解する日、お互いに歩み寄る日が訪れました。
それが、当時の旧ソ連の大統領、ゴルバチョフ氏とアメリカ大統領のレーガン氏のスイス・ジュネーブにおける米ソ首脳会談ですね。
その様相は、人類史上かつてないほどの衝撃を世界中に与えました。
社会主義と民主主義という相容れないものが、一つの交わりを見せたんです。
その後の旧ソ連の情勢は、皆さんもお分かりでしょう。
一見相容れないもの同士が、それこそ交わりを見せると、そこには物凄いパワーが生まれるということです。
〝価値観が合わない・・・〟そんな二人が歩み寄ったとしたら、どうなるでしょうか?
それこそ、物凄いパワーを生み出す、これまでかつてないほどの関係を結べると思いませんか?
自分と合わないと思っている相手を、理解しようとすればするほど、そこには揺るぎない感情が宿るんです。
ありえないことが起こるんです!
これまで経験したことのない感情が宿るんです!
もちろん、世の中には価値観がまったく同じという人はいません。
それは、親や兄弟、姉妹、双子でさえ違います。
いや、そんなことはない、同じ人はいる、と思っている人は、違う部分が見えていないだけです。
違うから合わないのではなく、違うのであれば、少し歩み寄ってみませんか?
相手を理解しようと努めさえすれば、相手に対する思いも違ったものになります。
あれ、なぜこの人はこんなことを感じるのかな?と考えてみてください。
なぜ自分と違うのかな?と考えてみてください。
拒否すること、無視することは簡単です。
そのほうが楽だからです。
でも、あえて理解しようと努めてみてください。
ゴルバチョフ氏とレーガン氏の米ソ首脳会談ではありませんが、相手を理解しようとすると、とてつもないパワーを生み出しますから!