第16回食の祭典やまなしを見学してきました。 | 野菜ソムリエコミュニティ山梨のブログ

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 去る5月10日、4年ぶりの開催となりました、一般社団法人山梨県調理師会が主催する、「食の祭典やまなし」を見学してきました。

 

食の祭典とは、山梨県内の料理人による個性豊かな創作料理を一堂に会し、最新の食材や器材も一般に公開して、食文化の創造を推進し、山梨の観光と健康に寄与するために、2年に一度開催される、伝統あるイベントです。

 

和・洋・中の各ジャンルから郷土料理まで、渾身のメニューをもって、88名の料理人の作品が、早朝から運び込まれ、オープン前の約1時間ほどかけて、審査員が一つひとつの料理を審査していきます。

審査が終わると、待ちかねた一般の来場者が、まさに波の様に押しよせて、展示を一つ一つ、食い入るように眺めていきます。

また、コロナ下での状況によって検討されていた試食コーナーは、県下の名門調理師専門学校「山梨秀峰調理師専門学校」の生徒たちが、初々しくコックコートに身を包んで、試食コーナーを担当。甲州地鶏、富士桜ポーク、出汁巻き卵やプレーンオムレツ、県のブランド食材・富士の介や甲州ワインビーフ、ジビエなどを試食用に提供してくれていました。

 

お昼時になっても来場者はなかなか減りません。

2時を回ると、いよいよ表彰式です。

主催者が演台に立ち、ズラリと並んだ盾を、次々と授与してゆきます。

山梨らしく、ベリーやグレープをふんだんに使ったレシピにも注目です。

 

これ程に盛況なイベントが、また開催出来るようになったことは

嬉しい事です。

主催の山梨県調理師会会長のお話の中にも、今日のような機会を通じて、さらに切磋琢磨し、技と味を磨き上げて欲しいとのコメントもありました。

 

今回は、奥深い料理の世界と、調理師の皆さんの高い技術や盛りつけのセンスなど、時間を忘れるほどに見どころ満載のイベントでした。

この食の祭典やまなしは、2年に一回の開催との事です。

どなたでも見学できるイベントですので、機会があれば、ぜひご覧ください。

 

文責 根津