拙著、倒産のリアル、そっと発売中です。事例を小説/物語風に書きました。

 

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 さて、経営者の「言語感覚」について。

 

 まず、経営云々はおいて、言語感覚がスゴイ、という人たちがいます。

 

 佐藤優氏。

 

 見城徹氏。

 

 歌手だと、尾崎豊氏。

 

 この情景/心象/思考をどうしてここまで書き表せるのか。

 

 (それぞれの方について書き始めるときりがないのでここで一区切り置き…)

 

 経営者が言語感覚を身に付けていたとしたら。

 

 自分の考え/思いを的確に表現できます。

 

 ということは自分の考え/思いがかなり正確に相手に伝わります。

 

 経営者が自分の考え/思いを社員さんに正確に伝えられたら?

 

 「そうか、いまは何かとツライ時期だけどこれは〇〇の準備という意味か!」

 

 経営者が自分の考え/思いを金融機関に正確に伝えられたら?

 

 「経営の重点は解った。今後は○○売上の数字を見て行けばいいんだな」

 

 何かとスムースにことが進むと思いませんか?

 

 …これが逆だったら?

 

 社員「社長の話は何度聞いてもわからない。何をしたいのか?」

 

 金融機関「何度質問しても答えがあいまいだ。きっと経営方針もあいまいだからだろう

 

 たまにきちんとしたことを言っても、「本当かな?」となってしまいます。

 

 当たり前ですが言語感覚は、言語によって鍛えられます。

 

 走ることで走力がつき、泳ぐことで泳力がつくように。

 

 インプットとして読書。

 

 アウトプットとして文章を書くこと。話すこと。(雑談ではなく、短くてもよいので起承転結があるもの)

 

 SNSを使っているから言語感覚がすぐれている、ということではありません。

 

 一朝一夕に結果に表れるものではありませんが地道な鍛錬は必ず経営の一助になります。

 

 

 

 

 新著「倒産のリアル」2020年9月1日に発売になりました。

 

 コンサルタントを始めていままで見てきた再生の現場をなまなましく描きます。

 

 「ビジネス書とも、経済小説の短編集とも取れる内容。普段あまり本を読むことのない自分でも一気に読めた」

 「文体や段落、行間やダッシュの使い方がミステリー小説の文体に近くつい引き込まれた」

 などのご感想をいただいています。

 今まで、事業再生関連の本は、ガイドブック的な造りだったり、解説書風だったり、あまり読んでいて面白くない文体のものが多かったので、そうでないものを、ということで書き下ろしました。

 

 札幌市内ではコーチャンフォーさん、ジュンク堂さん、札幌駅横の紀伊国屋書店さんなどに置いていただいています。また道外でも大型店を中心に置いていただいています。

 

 お手に取っていただければ幸いです。

 

 

 

 

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