こんにちは、横浜市港南区港南台にあります 吉田歯科クリニック 院長の吉田です。
2026年が始まってまだ2ヶ月ですが、インプラント治療に関する学びと人とのつながりが一気に加速した年明けとなりました。今回は、その体験をみなさんにシェアしたいと思います。少し専門的な話も出てきますが、できるだけわかりやすくお伝えしますので、最後までお付き合いいただけたら嬉しいです。
## メルボルンでDr.アレックスのザイゴマインプラント研修へ
1月25日から30日にかけて、毎年恒例のメルボルン渡航に行ってきました。Dr.アレックスによるザイゴマインプラントの研修です。
「ザイゴマインプラント」と聞いてもピンとこない方が多いかもしれません。通常のインプラントは顎の骨に埋入しますが、骨が極端に少ない方の場合、それだけでは対応しきれないケースがあります。ザイゴマインプラントは、頬骨(ザイゴマ)という非常に硬くしっかりした骨を利用してインプラントを固定する技術です。骨造成が困難な患者さんにとって、大きな希望となる治療法のひとつです。
Dr.アレックスの研修では、最新のテクニックや症例を間近で学ぶことができ、毎回新しい発見があります。こうした海外での学びを、横浜の地域医療にしっかり還元していきたいと改めて感じました。
## 九大テニス部の縁から学術連携へ――粟田口先生との再会
今回の学びの広がりを語るうえで欠かせないのが、九州大学の後輩である粟田口先生の存在です。
実は粟田口先生とは、大学のテニス部つながり。コートで一緒に汗を流した仲間が、同じ歯科の世界で活躍しているというのは本当に嬉しいことです。テニスの縁は学術的なつながりにも発展し、過去にはボストンで開催されたAAP(アメリカ歯周病学会)にも一緒に参加しました。
こうした信頼できる仲間との連携は、日々の臨床において非常に心強いものです。お互いの知見を共有し合うことで、一人では到達できないレベルの治療を患者さんに提供できると信じています。もちろん、テニスも一緒に!!!
## WCUPSセブでの出会いが、メルボルンでの再会につながった
もう少し遡りますが、昨年11月にフィリピン・セブ島で開催されたWCUPSへの参加も、今の学びに大きくつながっています。
この学会では、世界各国のドクターと直接交流する機会がありました。中でも、オーストラリアの先生方と多く知り合えたことが大きな収穫でした。国や環境が違っても、「患者さんにとってベストな治療を追求したい」という想いは共通です。
そして嬉しいことに、セブで出会った先生の中にはメルボルンで開業されている方もいて、今回の1月のメルボルン渡航では実際にクリニックを見学させていただき、一緒に食事をする機会にも恵まれました。学会での出会いが海を越えたリアルな交流に発展する――これは本当にワクワクする体験です。
学会やセミナーというと堅いイメージがあるかもしれませんが、実際は「同じ志を持つ仲間との出会いの場」であり、その縁がこうして次の学びや刺激につながっていくんです。
---
## YSCのインプラント選択――デンティウムとストローマン、それぞれの良さ
さて、ここからは少し専門的なお話になります。
現在YSCでメインに使用しているインプラントシステムは「デンティウム」です。今回の一連の研修や交流を通じて、改めてデンティウムの優れた点を再確認することができました。操作性の良さ、幅広い症例への対応力、そしてコストパフォーマンスのバランスは、当院の治療方針に非常にマッチしています。
大切なのは、「どのメーカーが一番か」という議論ではなく、患者さんの状態や部位に応じて最適なシステムを選択できる知識と経験を持つことです。
## 学び続けることが、患者さんへの最大の還元
メルボルンでの研修、粟田口先生との学術連携、WCUPSセブでの国際交流――2026年のスタートは、インプラント治療に関して本当に充実した時間となりました。
歯科医療の世界は日進月歩です。新しい技術や知見が次々と生まれる中で、「今の自分の知識で十分」ということは決してありません。国内外の仲間とつながり、学び続けることが、目の前の患者さんへの最大の還元だと考えています。
YSCでは、これからもインプラント治療をはじめとする歯科医療のアップデートを続けてまいります。気になることがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。

