これ?何だかわかりますか?
2023年12月6日(水) 10時〜
野菜ソムリエコミュニティみえの産地見学会が大台町で開催されました。
昨年度は、えごまの摘心、花の観察、えごまの収穫体験を
奥伊勢えごま倶楽部さんのご協力のもと実施しましたが、
今回はその続編。
上記の写真の答え
えごまの搾油です。
貴重なえごま油。
その作業工程をメンバーで見学させていただきました。
まずは、洗い作業
特殊で便利な機械(洗濯機風?)を使って
流水で約5分ぐるぐるとしっかりとえごまの実を洗浄します。
良いえごまは浮いてきます。
異物や悪いえごまは、底に沈んでいきます。
網に半日天日干しをします。
室内で1〜2日自然乾燥。
目視
いよいよ搾油
えごまを二重の袋に入れて搾油の機械に入れ、
約8分間の2回絞りをして
じわりじわりとえごま油を抽出していきます。
酸価度も試薬でチェックします。
酸価度0.5AV以下にこだわって
搾油して販売されています。
酸化したえごまは、油としての抽出はせず、
ニスがわりの艶出しとしての活用や手作り石鹸として利用されるそうです。
もちろん、
えごま油を絞った後のおから(しぼりかす)も美味しく食べれて
捨てるものはなし
カルシウムや食物繊維も含まれていて
ヘルシーで身体にもよいそうですよ
搾りたてほやほやのえごま油
優しい色あい、ほのかな香りがします
加工したえごま麺
左葉っぱを乾燥したパウダー
右えごまの実のおから
の2種類を米粉で
麺に加工して商品化もされています。
今回は、その麺を茹でてメンバーで試食しました。
グルテンフリーで
えごまらしさがあり食べやすかったです
今回のイベントは、平日開催にも関わらず、
新しいメンバーも2人参加していただき、
コミュニティみえの繋がりが広がり、深まりました。
⭐️えごまの実と記念撮影⭐️
温暖化によって
えごまの実がつきにくくなってきたり、
虫に葉っぱを食べられて光合成ができず、育ちが悪くなったり、
さらに雀に狙われたり、、、。
えごま栽培は、自然との戦いです。
化学肥料、化学合成農薬不使用のえごま栽培は
工夫と対策が必要。
生産者の方の努力があって私たち消費者が食せる。
参加者の声
⚫️今日も一日楽しまさせていただきました。
担当者さん、今回も色々準備いただきありがとうございました。
天日干しのエゴマがプチプチ動くのが面白くて、動画を上げさせていただきましたが、
よくわからないのが残念です(T-T)
⚫️今日、ご一緒させていただいた皆さんお疲れ様でした。
新しい方も参加して嬉しかったです。
とても粒が小さいのに目視でしっかり異物を取り除く技、凄かったです。
そして鮮やかな黄色の油、風味豊かな香りに癒されました。
小さな粒が沢山の方の手によってエゴマ油に変身していく一連の過程を見ることができ勉強になりました。
⚫️ご参加いただきましたみなさん、お疲れ様でした。
初参加いただいた方々、ありがとうございました。
今回参加できなかったみなさんも、またの機会にぜひ!
毎回いいお天気に恵まれて良かったです。
えごまの実やえごま油ができるまでの工程をお話を聞きながら見ることができ、
たくさん出回っているえごま油との違いがよくわかりました!
栽培時の虫や雀との格闘、とても手間がかかるえごまの実の選別作業、
油を絞るときの気遣い、酸価度0.5以下というこだわり、
奥伊勢えごま油のことを深く知ることができ、
こんな美味しい体にいい油、この良さをたくさんの方に知ってもらいたいなぁと改めておもいましたよ✨
⚫️今日の一番の印象は、
搾りたてのえごま油が、深くてまったりとまとわりつくような濃厚な旨味と味わいをもっているということ。
美味しくて驚きました。
例えるならナッツの旨みと上品なバターを合わせたような感じ。
奥伊勢えごま倶楽部のメンバーの人たちがこつこつ積み上げてきた成果は
今後、もっと評価される日がくるんじゃないかと思います。
新発売のえごま麺も好調とのこと。ますますの繁栄を応援します❣️
このあと、お昼は、ここからほど近い「VISON」へGO~
自然たっぷり
みんなと満喫した1日となりました
【文責くまざき】