さて、前回書いたように、本格的に冒険の旅へ出かける前に小手調べとして
Hello World!
を出力する定番プログラムを試してみることにしました。
1.C++プログラム
先ずはC++で「コンソールアプリ」テンプレートでコンソール出力プログラムを作ってみます。(注)
注:「空のプロジェクト」でもよかったのですが、Visual Studioのプロジェクトテンプレートには予めプロジェクト管理ギミックが仕掛けられていると思うので、それも見たいと思い、「コンソールアプリ」にしました。
すると自動生成された(ユーザーのプログラミング用)テンプレートは「まんま、Hello World」になっていたので、二行だけ追加しました。
【全体イメージ】
小さくてみにくいのですが(注)、フルスクリーンのVisual Strudioの中に、
(1)最も左に隠れているのが「ツールボックス」
(2)次に上部にタブ付きのエディター(これは本体の一部のようです)、その下部に「出力」と「エラー一覧」(↑のイメージではタブにまとまってますが、各独立画面、独立2画面にすることも可能。)
(3)右に「ソリューションエクスプローラー」(そのタブとして「プロパティマネージャー」「リソースビュー」と「Git変更」があります)、さらにその下部に「プロパティウィンドウ」があります。
(4)これらはいったん閉じて、再度開くときにはメニューの「表示」-「ソリューションエクスプローラー」、「Git変更」、「プロパティウィンドウ」および「その他のウィンドウ」-「リソースビュー」、「プロパティマネージャー」から呼び出せます。
注:というよりも、Visual StudioというIDEを画面一杯に広げても、テンコ盛りの機能ですべて埋め尽くされてしまうからです。
ソリューション(開発対象の親分)エクスプローラーの中を見てください。まずプロジェクト(親分の手下の若頭みたいなもの、今回はHelloWorld01)があり、プロジェクトには「参照」「外部依存関係」「ソースファイル」「ヘッダーファイル」「リソースファイル」(実行部隊の協力先と舎弟ですね)が続きます。プログラムはiostreamというヘッダーファイルを読んでいますが、参照、ヘッダーファイルフォールダーは空です。(おそらくユーザーのヘッダーファイルを対象とするのでしょう。)外部依存関係はシステムやC++ライブラリー(今回はiostream)の関数がずらっと並びます。ソースファイルには自動生成ファイルが入り、リソースファイルには何も入っていません。
【プログラム部分(ソースファイル-HelloWorld01.cpp)】
// HelloWorld1.cpp : このファイルには 'main' 関数が含まれています。プログラム実行の開始と終了がそこで行われます。
//
#include <iostream>
int main()
{
std::cout << ">>> HelloWorld1 <<<" << std::endl; //解説:これは私が書きました
std::cout << "Hello World!\n";
std::cin.get(); //解説:exeプログラムを実行するとすぐに消えるので、これは私が書きました
}
// プログラムの実行: Ctrl + F5 または [デバッグ] > [デバッグなしで開始] メニュー
// プログラムのデバッグ: F5 または [デバッグ] > [デバッグの開始] メニュー
// 作業を開始するためのヒント:
// 1. ソリューション エクスプローラー ウィンドウを使用してファイルを追加/管理します
// 2. チーム エクスプローラー ウィンドウを使用してソース管理に接続します
// 3. 出力ウィンドウを使用して、ビルド出力とその他のメッセージを表示します
// 4. エラー一覧ウィンドウを使用してエラーを表示します
// 5. [プロジェクト] > [新しい項目の追加] と移動して新しいコード ファイルを作成するか、[プロジェクト] > [既存の項目の追加] と移動して既存のコード ファイルをプロジェクトに追加します
// 6. 後ほどこのプロジェクトを再び開く場合、[ファイル] > [開く] > [プロジェクト] と移動して .sln ファイルを選択します
(二行だけ追加しましたが)後はメニューの「ビルド」ー「ソリューションのビルド」(注)を行い、「出力」と「エラー一覧」で正常にビルドできたことを確認して、「デバッグ」-「デバッグの開始(または「デバッグなしで開始」)」を選択すると、
注:ソリューションのビルドを行うと、その傘下のすべてのプロジェクトがビルドされる、ということです。個別にプロジェクトをビルドすることもできます。
と表示されます。
「あー、簡単なんだ。」
と思われる方は3点ご注意を。
1."Hello World!"プログラムは世にC言語を知らしめるためにカーニハンとリッチーが考え出した陰謀であり、現実のプログラミングはそんなに簡単なものではない、ということと、
2.何しろVisual Studioは、
複数のスタッフが共同、協働してプロジェクト、そしてソリューションを完成させて行くことを想定した「プロの環境」なので、実際のプログラミングのみならず、管理機能がテンコ盛りであり、「何がどこにあるのか」を完璧に理解するまでは結構大変である
ということは覚えていてほしいと思います。
3.従って、この原稿を書くためにVisual Studioで表示できるウィンドウやプロパティページを探すだけで、私の「旅の相棒」Copilot君にもうお世話になっている始末です。
旅はまだまだ続くのであった...
ps. 今回C#までやろうかと思いましたが、長くなったので次回。


