昔(2020年頃?)Visual StudioをC++とC#でダウンロードしましたが、C#で新規プロジェクトを作ろうとして、(当時は基本的な知識が不足していたことが最大の理由でしたが)余りの選択肢の多さや、操作系の複雑さから「無理っ!」と断念しました。
その後、旧いバージョンのC#コンパイラーがWindows 10/11に標準装備されていることを知り、自身のBCCSkeltonで簡単なツール(MSCompAss.exe)を作ったことから、2023年にC#を(WinFormsで)学習して、(Xaml無しですが)WPF迄やり、今日まで来ました。
本日、私の旧機(32bit Windows 10)のバックアップを取った際に、不図(そのまま放っておいた)Visual Studioを起動、更新し、「C#、WPF、Windows デスクトップ」で「新規プロジェクト」をポチっとしてみました。(注)その理由は「ここまで学習したのだから、今はスイスイと使えるだろう」と考えたからです。
注:どうでもいいですが、このウィザード風ダイアログはWPFで作られていますね、当たり前ですが。
自動作成されたアプリケーション(プロジェクト)を取り敢えずビルドしてみると、ウィンドウ一枚が現れます。それだけでは余りにかわいそうなので、「終了ボタン」位は付けようと思いましたが、どのようにしたら「Xamlデザイナー(注)」と「Xamlコード」の画面を開けるのか分かりません。
注:大体、何が「Xamlデザイナー」なのか(WYSWYGのデザイン画面や、Xamlのコードエディター画面)分かっていませんでした。これも今日Microsoftで調べ、Visual Studioのタブでvamlファイルを開くと「(ビジュアル)デザイン(ビュー)とXaml(コードビュー)を持つタブ画面」が表示され、それ全体を「Xamlデザイナー」と呼ぶようです。(知らんけど。)
結局、「ソリューションエクスプローラー」の"MainWindow.xaml"(ファイル)をダブルクリックすると、Xamlデザイナーが立ち上がることが分かりました。
ボタンを追加するには「Visual Studioの左端のタブの『ツールボックス』をクリックし、デザイン(ビュー)で矩形を作り、表示されたボタンをドラッグしたり、サイズを変更したりする」ことで作成することは、前にWebの記事で読んだことがあり、スムースにできました。勿論、Xaml(コードビュー)に直接書き込んでも、両方のビューで同期していますので直ぐにデザイン(ビュー)に現れます。削除や変更も同じです。ということでボタンを一つ追加しました。(注)
注:↑の画面の追加された"Exit"ボタン(インスタンス名:"button")に、(特にその位置に)注意してください。
さて、ではこのボタンにコードビハインドでウィンドウ終了("Close();")処理を書き込もうと思いましたが、またどうすべきかが分からなくなりました。(注)
注:BCB(Borland C++ Builder)の場合はイベントテーブルがフローティングウィンドウであり、それをクリックすればよいだけでしたが...。
結局、Webでググって方法を確認し、「Visual Studio右下の『プロパティ』ウィンドウ」(確かにこのボタンのプロパティが表示されています)
の「右上のレンチアイコンの右の稲妻アイコン」をクリックするとイベントウィンドウが現れるようです。
確かに。(しかし、イベントテーブルを表示するなら、ウィンドウタイトルを「プロパティ」から「イベント」に変ろよな、とか、いっそ「プロパティ」に選択状態を表示し(例:「プロパティ-Button: bottun」)、このウィンドウをタブ切替にしてくれれば、まだ分かりやすかったよなぁ、と突っ込みを入れたくなります。)
いずれにしても↑で表示されているように、"Click"欄をダブルクリックしたら、このButtonクラスインスタンスの"button"君のOnClickイベントメソッド(button_Click)が"MainWindow.xaml.cs"ファイルに追加され、
private void button_Click(object sender, RoutedEventArgs e)
{
//解説:やっとここに、Close();を書き込むことが出来ます。
//(省略しないで書くと、MainWindow(this)のメソッドである this.Close();)
}
やっとウィンドウを閉じるボタン処理ができました。(疲れたなぁ。)
と、いうことで、
早速実行!
ん、んん、んんん?
Xamlデザイナーの表示位置と違うじゃん!!!(より下に位置されています。)
ということで、またまた、更に私のVisual Studio嫌いが増幅されました。(何か私の知らないことで、「私が操作を誤った」ということなんでしょうが、初心者に責を押し付けるのはやめてほしいよな。Visual Studio初心者版、中級者版、プロ版なんていうVersionないかしら?)
ps. あと一つ。↑のイメージの通り、プロパティウィンドウの右下に「ソース管理に追加」と書かれています。これはメニューバーにある"Git"に対応しているようであり、このGitとはプロジェクトを複数人で行う際にファイルの履歴管理が面倒になることのソリューションとして開発された「フリー且つオープンソースの分散型バージョン管理システム」のようです。(GitHubはGitそのものではなく、GitHubとは、Gitの仕組みを利用したウェブ上のバージョン管理サービスのようです。)
あー、世の中変わっちゃったよな。