実は現在神さんが横浜で入院していて、自宅で一人暮らしをしています。
昨日の猛暑で、5時になっても水シャワーを浴びて一杯始めようかと思っていた所、
ピンポーン
と来客です。「って、なんだよ、今時分?」と思ってインターフォーンに出ると、若い女性の声で「あのー、すみません。」
又なんかの勧誘?と身構えて話を聞くと、どうも中国の方のようで(たどたどしい日本語で)
「私は隣人です。あなたにプレゼント。」
というので、
「ひぇ~、(女房の留守に)やばくない?」
と思い、ちょっとキツメに(更に英語で)不要の旨、伝えると、英語はよくわからないようで、日本語でも伝え、切りました。
体をふいて、自室にかえると窓から隣のアパートに帰る女性の姿が。彼女も何故か、振り返り目が合い、戻ってきます。
「しょーがないなー。」
と玄関まで下りて話します。すると....
実は一週間前位にウーバーのお兄さんが1Fに入ってきたので「うちじゃねーよ」と追い返した事件があり、どうも隣だったようですが、彼女の話を総合するとどうもその依頼主である彼女が、謝罪に手土産(大きな柑橘類、ザボン?)を持って見えた、ということのようです。(なので「私は隣人です。あなたに(ゴメンナサイの)プレゼント。」なのか...)
「今は一人しかいないので、僕がもらっても食べきれないから、お友達と食べて。」と伝えます。よくよく見ると(今どき珍しい)黒髪の、目鼻立ちの整ったお嬢さんで、「そういわないで受け取ってください」的オーラに包まれていますが、矢張り食べ物を無駄にすることが出来ない世代なので、
「分かりましたので、気にしないで。私は中国語(“中文” Zhōngwén)は、小姐、没有、対不起くらいしか知らないけど、お気持ちはいただいたので謝謝。」
等と、訳の分からないことを言ってご理解していただけました。
で、
何が言いたいかというと、中国から勉学の為に来られた若いお嬢さんが(それも私自身が若い時に経験したことがある、言葉が通じない外国生活の苦労の中で)自分が描けたかもしれない迷惑(それも、たかがウーバーの誤配で実害もないのに)を気にして、(たどたどしい日本語で買っただろう)手土産までもって、迷惑をかけたことに対する謝罪で直接来訪するなんて、将に日本が嘗て誇った、しかし既に日本が失った
誠実、真摯の美徳
そのものであることに心を打たれ、「あー、中国にもこのような素晴らしい方がいらっしゃるんだなぁ」という気持ちをシェアしたくて長々と書かせていただきました。また、よくよく話も聞かずに勧誘かと思い込んでとった私の塩対応に猛省、Shame on me!する為にも書かせていただきました。
老人の繰り言、ご容赦召されよ。