前回までですべてのECCSkeltonファイルを作成しました。

GraphMaker.rc

ResGraphMaker.h

GraphMaker.h

GraphMakerProc.h

GraphMaker.cpp

 

これらをBatchGoodでコンパイルしてみましょう。

(1)GraphMaker.rcGraphMaker.cppの2ファイルをBatchGood(未起動でも起動後でも構わない)に落とします。

(2)左上のツリービューにファイルが表示されたことを確認し、右上の「bcc32c-オプション 詳細」ボタンを押します。

(3)↓のように「コンパイルオプション詳細」ダイアログが出ますので、実行ファイル形式を「Windowsアプリケーション(Unicode)」(↓の画面の次の選択肢)を選びます。

(4)更に「インクルードパス」でECCSkelton.hのあるフォールダーを、「?」を押したら現れる「フォールダー参照」ダイアログで指定します。「最適化」、「警告表示」はお好みで選んでください。「呼び出し規約」はブランクのままにして、最後に「終了」ボタンを押します。

(5)メインダイアログ画面の「ツール-バッチファイルを作る」を選択するか、4番目のツールバーボタン(「▼|」みたいな奴)を押します。

(6)コンソールウィンドウが表示されますのでエラーがないか確認します。なければ、「exeファイルを実行しますか?」ダイアログボックスの「はい」ボタンを押してください。

(7)GraphMakerが立ち上がります。

 

では、早速「式の種類」を一次方程式から順に選択し「グラフ表示」ボタンを押していってください。

このように表示されるはずです。

 

一次方程式で遊んでみます。

描画してから右クリックによるポップアップメニューの「前景色」を選択すると再描画してくれます。

 

二次方程式もこの通り。

 

偉そうに書いていますが、最初に三次方程式で y = x³ だけでは面白くないので、y = 0の時に80,0と-80をxの解とするy = x(x-80)(x+80)(y = x³ - 6400x)を描画しようとしてa = 1、c = -6400にして描画してみました。すると、

「はぁ?」ですよね?実はこれは正しく描けているのですが、描画エリアが小さいので縦直線二本(実はx = 0に三本目がある)のように見えるのです。aの値を小さくして画面に収まるようにし、その値を(やはり調整して -3600 = 60 x -60)cに乗じてやると、

正しく描画されました。

 

いかがでしたか?家庭内で数学の方程式を使うことはまずないので久々の中学数学は脳をリフレッシュできたのでは無いでしょうか?昔を思い出して、様々な値を入れて遊んでみてください。また、学齢期のお子さんがいれば、パパ、ママが解説してあげてください。

 

なお、今回は単なる関数グラフの描画でしたが、このプログラムを改造して汎用グラフ表示DLLを作ってみたり、CSDIウィンドウにリストビューを貼り付けて、データをCSVにして読み込ませ、CPICBOXでグラフ表示すると簡易表計算・グラフ表示ソフトができますよ。「え"~、そんなんならExcelを使うよ!」といわないでください。プログラミングの楽しさは「なんでも自分で試行錯誤しながら作ってみる」楽しさなんですから。(また、市販ソフトがどのように動いているかの舞台裏を垣間見ることもできますよ。)