家庭内でコンピューター処理する業務なんてあんまりないので、最後はアミューズメントになってくるのは仕方がありません。ということで、そろそろ(私が苦手の)ゲームをやってみようかと思います。

 

世の中には多くのコンピューターゲームがあります。

私が最初にコンピューターゲームに触れたのは1970年代のアーケードゲームで、インベーダー、ブロック崩し、テニスなどというゲーム(ゲームプログラミングの入門でよくやりますね)あたりから、ギャラクシアン、ドンキーコング等、当時でもこんなにあるのですね。その後1980年代に入り、家庭用ゲーム機が開発されるようになり、スーパーマリオ、ドラゴンクエストやFF等任天堂の天下が訪れます。1990年代はPCゲームも盛んで、中盤以降はDiabloのようなネットワークRPGが開花しました。その間にゲーム機、PCのハード性能が上がり、今やゲーム機の画面は実写写真を見ているようです。

 

じゃ、極限までリアルだと面白いのか?

 

その話になると、20年ほど前に仕事で任天堂の役員の方からいただいた話をおもいだします。曰く、任天堂はPSとハード競争をするつもりはなく、(プレーヤーが参加する)ゲームとしての面白さを追求する、というものでした。実際、コントローラーをラケットやゴルフクラブに見立てる発想などはかなり受けた様ですね。いずれにしても今後もアミューズメント産業の市場規模は拡大し、ハード的にも、ソフト的にも進化してゆくことでしょう。

 

では、アマチュアプログラマーが作るゲームの面白さって何でしょうか?我々は高細精度のハードを操ったり、膨大な画像データを作ることも無理です。動画スピードも限界があります。RPGなどのストーリー性も産業の開発陣には及ばないと思いますし、「要すれば、余り高望みしない。一回以上やりたくなれば大成功!」というのが現実的なゴールでしょう。

 

では、もう一回やりたがるゲームとはどんなものでしょうか?

(1)負けると悔しく感じるゲーム

(2)毎回少し内容が変化して、飽きさせないゲーム

(3)何よりも、勝ったときの達成感があるゲーム

等が最低限の要素でしょう。(とはいえ、いずれも結構ハードルが高いですね。)

 

先だっての「昔話」の際に、当時使っていた8 BitのMZ-2500というPCを紹介しましたが、それ用に"LightCycle"というプログラムが雑誌(注)載ったことを思い出しました。

注:MZマガジン。当時は(NECの)PCマガジン、(富士通の)FMマガジンなんてありましたね。

これは1982年の映画「Tron」に出てくる電脳世界の二輪車でそのオマージュライドが上海にありますね。(こんな風に乗るのですね。)

 

これは当時の640X400の画面の中に縦長に240X300程度の競技場を設け、その4隅にLightCycleを置いてスタートされ、その走行痕(各車の色が直線であらわされる)に挟まれて行き場を失うと負けで、最後まで生き残った競技車が勝ち、というゲームでした。しかし、当時の環境では方向性が「直進と左右転回」、「毎回同じ走行経緯」になり、プログラムを打ち込んで1回目は「やったー」、二回目は「ん?前と同じ動きと結果だ」で「やめやめ」になるか、「乱数を入れて時々展開させるようにしよう」となるくらいでした。(因みに私は後者でした。)

 

同じプログラムを今書くのもなんだし、この4台(最大)の走行特徴を変更でき、毎回異なる特性の競技車を競わせて遊ぶことができれば、上記3要素を結構満たす(特に競技者の特性をどう設定するか、がプレーヤーの考えるところなので)のではないか、と考え始めました。

 

まぁ、上手くいくかどうかわからないけど、とりあえずこの"LightCycle"プロジェクトを始めてみましょう。(注)

注:というのが、2週間前の気持ちでした。その後、スケルトンで競技場を作り(これはBCCForm and BCCSkeltonで簡単)、次にゲーム進行をタイマーでやるか、別スレッドでやるか検討し、最後に"LightCycle"をクラスとしてカプシュール化してゆきますが、ところどころ課題にぶち当たり、仕様変更を繰り返し、現在も悪戦苦闘中、というのが実際です。今後はゆっくりとした頻度(その間にまた与太話をブログで入れますが)で公開してゆきたいと思います。