前回のIDListは実際に使っていることもあり、実用ソフトと呼べますが、その後のネタが浮かびません。そんな折に【昔話】などをシリーズで書いてきましたが、「そういえば、当時はダンプリストを取ってマニュアルで16進数を入れていたなぁ。」などと感慨にふけりました。その流れでBCCForandBCCSkeltonに同梱されているサンプルのDumpを立ち上げてみると、(確かにビットマップやアイコンの現物を調べるために使いましたが)余りのいーかげんさ(注)にちょっと赤面。

注:ファイルを読み込むと冒頭からエディットボックスで閲覧できるのですが、元に戻って見直すことができず、ファイルのすべてを表示する為にMessageBoxを使っているのですが、Dumpの子ウィンドウにするとエディットボックスがDisableとなるので、「えぃっ、いいやっ!」とデスクトップを親にしたのですぐに隠れちゃいます。

 

と、いうことでプログラムの仕様に

(1)エディットボックスに「ページ」を表示し、自由に「ページ移動」ができるようにする。

(2)大きなファイルもあるので、移動は小さくと大きくできるようにする。

を加えました。

 

次にこの移動を可能とするインターフェースをどうするか、があります。一応元のレイアウト(表示用エディットボックス、ファイル読み込みと終了のボタン2つ)はそのままにしようと思うので、ボタン間に置く移動インターフェースが必要です。

最初に思いつくのはUpDown今度ロールです。ボタンは横向きにもなりますし。

しかし、大きさからいうとかなり使い勝手が悪そうで、且つ大きく移動させるには別のコントロールが必要になってきます。

トラックバー、という手もありますが、これだと1ページごとの移動が戦災になるのとページ数表示がなくなっちゃいますね。

ということで、レトロなWindows 3.1時代の音楽再生ソフトWinPlayer3のボタンを思い出しました。

このノリでR/Oのエディットボックスを挟んではどうだろう、ということで、

に決定。

次回から実際のプログラミングに移ります。