【ドイツ研修1日目-3:足病変診療所にてポドローゲ・創傷ケア看護師の連携治療見学(3/27)】 | 小さなサロンのオーナー店長ワクワク奮闘日記 | 横浜 フットケア・巻き爪サロン

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横浜で行列ができるフットケアサロン&スクールを経営しているフットケアスペシャリスト オーナーの日々を綴っています

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足の専門店PEDI CARE 桜井祐子です。

 

2017年3月26日(日)〜 4月1日(土)まで、ドイツは、ベルリン、ハノーファー、そしてデュッセルドルフにフットケアの研修に行ってまいりました。

 

〜1日目 PM〜

Frau Dr. Pralle 足病変診療所にてポドローゲ・創傷ケア看護師の連携治療を見学

 

午前中に講義をしてくださったプラーレ先生(内科医)の診療所に、ザイプト先生(足病医)が週に1回ポドロギー(メディカルフットケア)をしに行っているとのことで、そちらを見学。

 

ビスマルク通り沿いにあるプラーレ先生の診療所。

こちらでは、内科医のプラーレ先生が診察し、足の治療が必要だと判断された患者さんに対して、ザイプト先生や看護師(創傷ケアマネージャー/ Wunde manager(独):日本における特定看護師のような感じだそうです。)がメディカルフットケアを行います。

 

通常 保険負担はあるが、自己負担は5ユーロほどだそう。

生活保護を受けている方の自己負担はゼロ。

 

こちらでザイプト先生が使用しているフットケアの器具は、このセットのみ。

ザイプト先生御用達の「クラウベルグ」というブランドのニッパーは、最上級の品質のニッパーだそうです。袋に貼ってあるシールで患者ごとに、いつ滅菌した器具をいつ使ったのか(期限内に使ったのか?)などの衛生管理をしているそうです。

 

カートの上はこんな感じ。

 

通訳含め13名の私たちを受け入れてもらえることに、感謝の気持ちでいっぱいでした。

 

糖尿病患者さんたちの足は、凄まじい足ばかりで、爪や皮膚がとても厚くなっているるのかと思ったら、硬い皮膚の中に「腐骨」が形成されていて、それをザクザク血が溢れ出るまで、切りもぎ取るケアは、目が点になり、釘付けでした。

 

こんなになるまで、足に傷ができていることを放置する恐ろしさ。でも、感覚がないので、痛みを感じない恐ろしさ。糖尿病って恐ろしい。

 

フットケアを施すだけではなく、傷には除圧バンダージュ法を施したり、足の異常が再発しないための靴やインソールの作成、理学療法、そして精神障害がある人へのカウンセリング。糖尿病性足病変を持つ患者様に対する総合的な治療がされる診療所でした。

 

 

 

 

糖尿病患者に対する総合的なフットケアによる治療の現場を見学できました。

 

 

最後に、プラーレ先生の診療所前でみんなでパチリ ^^

 

ザイプト先生とパチリ ^^

 

よるごはんは、アイスヴァインやシュニッツェルをいただきました。バイツェンビールにここからはまり始めたのでした ^^*

 

市庁舎レストラン・ドイツ料理

Ratskeller

Charlottenburg

 

 

 

 

フットケアの専門家
フットケアスペシャリスト
桜井祐子