2019年度のアニメで注目を集めている「けものフレンズ2」ですが、第1期の主人公だった(?)かばんちゃんが大人になって再登場したということで話題になりましたね。ヒトがこわいけものだったそんな話を第5話でゴリラがしていましたね。その後かばんちゃん（ネオかばんちゃん）が登場、逞しくなった姿を見ることができました。セルリアンに対抗するための研究をしているようでした。
牙も爪も持たず、空を飛ぶこともできず、速く走ることができないヒトという生き物はたちまち肉食動物に狩りつくされて絶滅するはずだったけど、彼らは大きな脳を持ち、道具を作る知能をもって生き延びてきたんだ。爪や牙の代わりに道具を使って狩りをし、その生息域を広げていったんだ。ときにはヒト同士で狩りをすることもあった。大きなヒト同士の狩りは「せんそー」と呼ばれたよ。
これらは昔ヒトが効率的に狩りをするため、作り出した「じゅう」という道具だよ。「かやく」という爆発性の粉で「じゅうだん」という金属の塊を撃ちだすんだ。私が持っているのは「えーけーえむ」というじゅうで昔「からしにこふ」という名前を持ったヒトが作ったんだ。この「えーけー」シリーズは世界で5億丁くらい作られたらしいよ。最も沢山のヒトを狩った「じゅう」なんだって。
じゅうを使っていた昔の有名なヒトたちのホログラム映像だよ。特に灰色の服を着た大柄なヒトは「ごるごさーてぃーん」と呼ばれていて、5000人以上のヒトを狩ったんだ。私が今着ているのは「たくてぃかるべすと」と言って「じゅうだん」や「じゅう」を整備する道具を入れておける服だよ。この「じゅう」は「ぴーけーえむ」といって、さっきの「えーけーえむ」と同じ「からしにこふ」という人が作った「きかんじゅう」なんだ。100発のじゅうだんをだんやくばこに入れて連発できるんだ。
「ぴーけーえむ」のような「きかんじゅう」は重いから、正確に狙って撃ちたいときは誰かに支えてもらうといいんだ。ラッキービーストさんに支えてもらったよ。
たっ食べないでくださ～い！なんてね、これは「れみんとんえむ８７０」といって「さんだんじゅう」という種類のじゅうなんだ。たくさんの小さなじゅうだんを一度に発射できるんだ。そのために少し狙いがずれても獲物に当てられるんだよ。一発だけの「すらっぐだん」というじゅうだんも撃てるんだけどそのときにはクマも一撃で狩れるんだ。
「へっけらーうんとこっほ じー36」だよ。「あさるとらいふる」という種類の「じゅう」で、「５．５６mmなとーだん」という小さくて威力が弱いじゅうだんを使うんだ。ヒト同士が狩りをしあうときにヒトはそんなに強い体を持っていないので威力が小さいじゅうだんのほうがたくさん持てるから都合がよかったんだ。もちろんヒトより小さいケモノはこれで狩ることができるよ。じゅうはてつという材質を使うことが多いけれども「G36」はぷらすちっくという素材を多く使って作られてるので軽いのが特徴だよ。
「はちきゅーしき５．５６mmしょうじゅう」だ。さっきの「G36」と同じ「あさるとらいふる」という種類のじゅうだよ。「にほん」という国の「じえーたい」というヒトたちが使っていたんだ。とても命中精度が高くて、そのために「にきゃく」というじゅうを支える部品が付いてるのが特徴だよ
「へっけらーうんとこっほ えむぴーせぶん」というじゅうだよ。「ぱーそなるでぃふぇんすうぇぽん」（個人防衛火器）という種類のじゅうで小さいのが特徴なんだ。戦車やヘリコプターに乗るヒトたちが、「あさるとらいふる」を持ったヒトに簡単に狩られないように作られたんだ。小さくても命中精度は「あさるとらいふる」に負けないくらいあるんだよ。
「ばれっとえむきゅうごー」だよ。「たいぶつそげきじゅう」という種類のじゅうで装甲車やヘリコプターといった乗り物を遠距離からやっつけられるじゅうなんだ。「12.7mmなとーだん」というとっても強力なじゅうだんを使うんだ。アフリカゾウやシロサイのような大きなケモノもこのじゅうなら狩ることができるよ。
まだまだ紹介したい「じゅう」はたくさんあるけれども最後にこの「えふえぬ すかー えいち」を紹介しようか。「7.62mmなとーだん」というじゅうだんを使うこのじゅうは部品を入れ替えることで遠距離から近距離までいろんなところで狩りに使えるんだ。部品の組み換えで「5.56mmなとーだん」の他に「6.5ｍｍくりーどもあ」や「6.8mmえすぴーしー」等々色んなじゅうだんを撃てるんだよ。
ヒトの狩りは銃とともにあったんだ。どんなケモノもセルリアンも狩ることができる道具をヒトは作れたんだよ。そのことを知っていてほしいな。
というわけでやばんちゃんで遊んでみました。ヒトの怖さを思い知らせるような世界ではありませんが、ちょっとだけそういう発言があったもので、やってみました。地球最強の生物だった人間の道具をケモノたちに見せてくれることは・・・ないでしょうね。