ようこそです。
先日、朝のNHKで紹介されていて、恥ずかしながら、初めてこの方を知りました。
美術家の、篠田桃紅さん。かぞえで103歳とのこと。
やっと、今日本やさんに買いにいけました。
これから読みま~す。
私、なんだかんだ自分をはげましながらも、その一方では、
自分の人生、終わったかのような気分がぬぐえなかったけど、
この方を知って、
人生に希望がもててきました。
だって、103歳になっても、こんな素敵でいられるなんて。
目標ができました~~~。
私なんて、まだまだ半分だわ!
103歳って、どのぐらいのお年かというと、
篠田さんは、若い時、帝国ホテルで芥川龍之介を見かけたことがあるそうです。
篠田さんは、戦後、43歳で渡米して、そこから作品が世界に知られることとなったそうです。
自由に作品をつくれるようになったのは戦後のことで、30代も後半になっていたからです。
当時、仕事をスタートするには、たいへん遅い年齢でしたが、
篠田さんという方は、自らを年齢で縛りつける生き方をしない人だったのです。
とても、励まされた言葉がありますので、書きとめてみますね。
「歳相応という言葉がありますが、百歳を過ぎた私には、
なにをすることが歳相応なのかよくわかりません。
中略
私は歳には無頓着です。
これまで歳を基準に、ものごとを考えたことは一度もありません。
なにかを決めて行動することに、歳が関係したことはありません。
この歳になったからこれをしてはいけない、
この歳だからこうしなくてはいけないと思ったことがないのです。
自分の生き方を年齢で判断する、これほど愚かな価値観はないと思っています。」
素敵ですね。
で、本に書かれていることなのか、
インタビューに答えていた言葉なのか、まだ読んでいないのでわかりませんが、
私がテレビを観て、印象に残ったのは、
篠田さんが「孤独は当たり前」っておっしゃってたところです。
孤独は、恒常だと。
恒(つね)と常(つね)・・・恒常、
それほどまでに、絶対的なのです。
篠田さんは生涯独身ということもあるかもしれませんが、
人間は、孤独であるのが当たり前という覚悟をして生きてこられたのだと思いました。
生きている限り、人生は未完だそうです。
まだまだ、これからです、がんばろ~、私。