ある意味、今までの行われ方が悪いとは言い難い所もありますが、今後を考えると以前から言っているワークライフバランスを考えると経済視点というのを労働のみに絞ってみるわけにはいかないような感じがします。つまり、労働と子供の子育てを含めた家事全体を考慮に入れて社会的な仕組みを考える必要があるかもしれません。少し保守的な視点だ思われるかもしれませんが、それぞれ一人に仕事の役割を当てるならそういう感覚で捉えられることになるわけです。しかし、現実にはそうはいかないし、デジタル化を進めて容易く家事分担がしやすくなるなら一人一人別の役割を当てる必要がなくなるかもしれません。そうすることがデジタル化の本位かと思います。

現在まだ社会のデジタル化が進化しているところですから人々もどこまで進むかどうか分かりにくいと思っているかもしれません。そのくらい社会的な役割が柔軟な形で繋がっていくことが重要かと思います。今までの考え方だと社会的地位を固定的に考える意識が強かったかもしれませんが、そのくらいデジタル化の意味を考えるとデータを入れると出てくる結果はもし入れるデータが同じならば同じはずです。つまり、そのような使い方ができる領域で使うなら極端な言い方をすると、同じぐらいの人なら誰でもいいことになります。その辺を考慮に入れて行えるようにすれば、最初に述べたような問題で省力化を行えるようになり労働生産性も上昇する可能性が高いことになります。更に時間的な余裕が生まれてくるかもしれません。今が移行期なので一番大変かもしれませんが、うまくいけばそのような流れに沿った方に進んでいくことになるかもしれません。