前日は生活弱者向けに考えたものですが、本日特に一般の人々にとって重要な発表がありました。もう聞いている方は多いかと思いますが、財政検証についてです。どう考えるといいかについてみてみることにします。

 まず私が注目したのはもし経済が順調になった時のデータです。これは経済が順調になってデフレ脱却が達成できた場合の時どうなるかについて述べていると考えていいかと思います。そのデータだと実質経済成長率は長期で平均的に+1.1%の場合でも現在と比べて約ー6%ぐらいになってしまうということです。もし将来の年金を維持することを考えるなら+1.1より高い成長を考えなければならないということになります。可能かどうかは断言できないかと思いますが、可能ならある程度それに近づける必要があることは確かだと思います。もし無理そうなら自分で私と同じように個人年金とかを自分なりに準備することを考えるべきかもしれません。現状でも必要かもしれませんが、意識は必要かもしれません。現役世代でできることを考えることは、デフレ脱却が如何に重要かということとそうなった後長期的にどうすれば今より高い成長につなげていけるかにあるということです。最終的には人々がどうするかにかかっていると言ってもいいかと思います。私も含まれているかと思いますが、投資家としてもできるだけ経済成長が進むような投資を考えるべきかもしれません。成長を促す投資であるためには企業がどうすればよい業績を上げていけるか多面的に考えていくべきかと思います。もちろん、中長期的な業績の評価をきちんと行うことも必要です。そうすれば企業の意識もそちらに高くなるかと思います。なぜ中長期的なかというと成長率を考える時長期で平均的な値がどうなるかということが重要になるからです。例えば、私の感じですが、売り買いの相性が良い銘柄なら割と長い間持ってても困らない事が多いかと思われます。先が読み易いからです。そうでないとどうしても相場に振り回されて困ることが多いかもしれないからです。