一般的にマクロ的に日銀が考えているのは6月に発表されるマクロデータによって判断すると思われますが、こちらとしてはどう考えるといいかですが、これから6月にかけていろいろな発表があります。国内外のいろいろなものがあります。人々が注目しているものについてはここでは述べないことにしておきます。

 今丁度会社の業績発表の時を迎えていますが、あくまでも一つの見方としてですが業績の内容で国内向けの業績がどうなっているかを見る方法があるかもしれません。あくまでも傾向を見るだけですが、今後の賃金がどうなりそうかとか見積もることができるかもしれません。今日総合商社の発表がありましたが、内容を見てみると、参考に三菱商事と住友商事についてみたところ、国内向けの分野の業績が好調だったようです。これだけでは断言することはできませんが、他のデータが出てきたときの参考になるかもしれません。

 日銀としては賃金が上がり消費が伸びていくという流れが確認できることが重要かと思います。上で示した書いたのも一つの要素にはなるかと思われます。このような見方もいろいろ考えてみるといいかもしれません。一応、賃上げは出来ましたが去年の効果になりますが消費に効果が上がっているかどうかがわかるわけです。今回同じように賃上げしていますが同じような可能性があるかどうかを見られるかどうかというわけです。効果があれば、去年は今年より今のところ物価上昇がひどかったことから今年の方が期待できるかもしれません。もちろんひどい物価上昇にならなければの話です。この見方は消費全体を見てのものではなく、一側面に着目したものであることを忘れないでください。