一見すると大変に感じるかもしれません。消費の観点からすればですが、逆に言えば投資の観点から考えるともし外貨、例えば米ドルを持っているならばこれほどいい環境はありません。丁度こんなことを言うと失礼かもしれませんが、私の場合米ドル建ての外貨建て保険を持っていて丁度条件を満たして換金可能な状況になるところです。民間企業においてももし外貨で資産、例えば外貨建ての内部留保があるのならば、円に換金するいいチャンスとも言えます。そうして国内投資を考えるチャンスとも言えます。今までを考えるとそんなの無理だというかもしれませんが、日本の個人が持つ金融資産は約2141兆円でそのうち半分は現金だということを思い出してください。もし消費する機会があれば消費できる可能性が高いということです。そのためには研究者に人々が何に興味を持つかから調べて魅力ある商品を作り上げることです。そうすれば需要を喚起できるかと思います。そのための国内向けに投資を考えるべきです。それこそ人への投資といえるかと思います。そうすれば株価も上昇することにもなり経済のいい循環が生じることになるはずです。まさにケインズの言っていたアニマル・スピリッツがあるかどうかです。他力本願せずに能動的に進めるかどうかです。

 ところで上記の話では私の場合のは個人の投資においてはあまり参考にしない方がいいかもしれません。なぜかというと外貨建て保険の場合だいたい年単位で考えるもので私の場合でも今まで短い方といえどもここまで2年かかっています。短期投資をする方には余り勧められません。それにまだ完全には条件が確定したわけではありません。個人的にはこのような保険を利用するのもいいですが、分散投資の一部として考えるなら考えてもいいかもしれません。別の私の例として、豪ドル建て保険をやった時、95円ぐらいで始めたとき一時的に70円台レベルまで円高になってしまいましたが、5年以上かかりましたが利益が得られるだけ為替が戻り達成できたことがあります。つまり、長期投資でないと上手くいかないものです。以前のブログで述べた通りそのあたりを理解して取り組むことです。他に私は特に考えませんが、どのようなメリットがあるかというと保険ですから一般的に年金と死亡保険金の受け取りとしても使えることです。ある意味必ず利益が得られるとは言い難いですが、ゼロになることはない可能性が高いということです。弱点としては、スタートが少し削られて始まることからプラスになるのに少し時間がかかります。更に中途解約では更に低くなることです。具体的に影響する要素としては為替と一定している利回りがどのようにかかわるかです。米ドルの場合利回りが今高いということです。それだけでは始めないことです。上で示した通り為替の影響が意外と大きいということです。もし考えるならその辺を理解してやるようにしてください。