数日前技能実習制度が廃止になりそうな流れになりましたが、高度成長期どのようにして人材を確保していたかを振り返ると地方の人々を都市部に呼び込むことで労働者を工面していたことは確かだと思います。このことを考えると現在どのようにして工面すべきかを考えると長期的には少子化対策を考えることになります。しかしながら短期的にはやはり高度成長期の地方と都市部の関係と類似の考え方で国内と海外という捉え方をして海外から有能な人材を確保するしかないことが分かります。既に国内で行っているところがあるようですが、このような方法に短期的には頼るしかないかと思います。ある意味、どういう構造がいいかは考えなければならないかと思いますが、高度成長期と似たような社会構造を考えると上手くいくような気もします。今後の日本の国際的地位を維持することを考えると経済的にもそのような方向性を考える時期にきているように思われます。日本の国内秩序を維持できるような国際的な関係を如何に作っていくかに全力を挙げる段階にきているように思われます。そうしないと逆に日本の社会構造を維持できなくなるかもしれません。デフレ脱却も重要ですが、その後のあるべき姿も考え始める段階と思った方がいいようです。