以前年金のこれからの上昇分については政府任せにしておきましたが、強いてこの方法でどこまで可能か導き出すと、まずこれから年金の支出総額がどれ程上がるかを予想すると、ほぼ1兆9600億円程まで上がると考えられます。下のグラフの形状からここまでは常に必要はないと思われますが、これから実質ひねり出せる予算として最大4兆円からこの額を引いた約2兆400億円+aの予算が自由になる額と考えられます。aについてはもっと細かい計算が必要になります。つまり、2042年以前は年金の支出総額が最大値になりませんし、その後も返済が特に捻出を他になければ永遠に続きません。高齢者の人口が予定通り減っていけば、この予測通りになると思われます。例えば、今一番問題の少子化対策にどれだけ必要かわかりませんが、他にも似たようなひねり出し方があるかもしれません。もちろん、年金の支出総額の増額分について何とかするのであれば4兆円使えることになります。もし少子化対策において考えるならば最初は4兆円程使えることになりほぼ20年後になると2兆400億円程になります。この傾向を利用するともし現時点であまり方針が立てられない状態ならばある程度見込みのある策を可能な限りやってみて徐々に策を絞っていくのもいいかもしれません。20年ほどの期間があることから選別の方法をきちんと決めて置けばうまくいくかもしれません。参考までですが。