まず成長戦略については基本的には政府の考え方に異論はありません。その考え方をできるだけ広い領域の人に広げる必要があると思われるのです。つまり、投資を考えると言うと何を考えるでしょう。普通2000万円問題で考えられるのは資産を増やすことと考えるかもしれません。しかし、よく考えるとその意味は亡くなるまで安心して生きていけるのにはどうあればいいかを考えるのと同じではないでしょうか。ある意味、前回のブログでイギリスの例を出しましたが、その当時「ゆりかごから墓場まで」を立ち上げた時期に重なっています。セイフティネットをどのようにするといいかにおいてそのような視点が必要かもしれません。実際行うには大変かもしれませんが、多様な時代になってきた以上そのぐらいにしないと適切な対処法にならないかもしれません。いろいろな専門家が必要になるかもしれませんが、働けない状態からどうすれば多少でも働ける状態にするかが重要になってくるような気がするのです。そうすれば成長戦略にもいい効果となってくるかもしれません。