宇都宮のLRT | 航空機、蒸機好きなもの、撮る

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栃木県芳賀町の役場前に置かれている看板である。同じような看板は芳賀工業団地の管理センター付近にもある。
いま、宇都宮市長選挙で争点になっているLRTのことだ。芳賀町としてもLRTの開通は悲願なのだろうか。。だが、
事業の主体は宇都宮市なので芳賀町としてはひたすら”お願い”する立場にしかないという。
だが芳賀町まで延伸することは確約されていないらしい。宇都宮市側は芳賀町までの延伸をして欲しいなら"合併”要求をちらつかせているという。すでにLRTは政策の道具にもされているようだ。

鉄道ファンとしては、鉄路が延びることはうれしい限りだ。だが現代において鉄道を敷くということはリスクをかなり精査した上でのことでないと成り立たないと思う。
日本は明治以降、全国に鉄道網を張り巡らせた。国策としての事業で瞬く間に各地に鉄路が伸びた。だが現在残っている鉄路は最盛期に対してどのくらい減ってしまったのだろうか。。国鉄時代末期には赤字路線を対象に多くの地方ローカル線を廃止に追いやった。私鉄の路線もどんどん消滅の一途。こんな状況を見てきた者としては新たに鉄道路線を敷くと聞いても懐疑的にならざるを得ない。
ただ、宇都宮市のhpで公開されているLRTの説明内容は確かに間違いではない。↓
http://www.city.utsunomiya.tochigi.jp/kotsu/shinkotsu/index.html
だがこの説明に欠けている重要な項目がある。それが「採算性」だ。
このページの説明では事業規模が約355億円という。その費用の捻出先は書いてあるが、どのように償還していくのか。また運用や維持にかかる費用と採算はどうなのかの説明が全く書かれていない。

こちらのhpには興味深い内容がある。↓
http://gyosei.mine.utsunomiya-u.ac.jp/070702ensyulrt.htm
これによれば、公設されるものには赤字・黒字という観念はなく、採算性を考えたものにはなっていないという。
これにはちょっと驚いた。これがもし本当なら黒字ならまだしも赤字を出し続けるならそれは全て市民の税負担を圧迫するだけである。先の見通しも甘く公共事業を次々投資して、結果事実上の”倒産"状態になってしまった北海道の夕張のことを忘れてはいまいか?

宇都宮市長選挙の投票権は無い。市外の人間としてはただ推移を見守るしかない。投票は今度の16日の日曜日だ。