GW旅行2日目のアップです。
前日の吾嬬山登山と、川中温泉 かど半旅館で温泉と地酒に癒された翌日は、八ッ場ダム見学へ、往路は自転車型トロッコで、復路は吾妻川ハイキングコースを周辺観光してきました。
GW旅行2日目、早朝より心行くまで温泉を楽しみ朝食に。決して豪華ではないですが美味♪
チェックアウトでは、日本秘湯を守る会のスタンプ帳と、日本三代美人の湯宿めぐりの当館証明書を頂いきました。秘湯温泉は3年間10宿泊で一泊無料、三代美人の方は残りの島根と和歌山で美人証明書がもらえるとのこと。どちらも達成したいです。
そして、気さくで少しお茶目な女将さんに見送られて、予約してある自転車型トロッコへ。
八ッ場ダム建設に伴い付け替えとなった線路の一部を活用したアトラクションで、雁ヶ沢駅からダム直下の吾妻峡八ッ場駅までの片道約2.4Kmコースは、国指定名勝の吾妻峡沿いのため、渓谷美や豊かな自然を楽しむことができます。
そんな自転車型トロッコは、朝一の9:25便を予約済で、15分前までに受付して待ちます。
乗客が全員揃い次第、みんなで歩いて出発の雁ヶ沢駅に移動。
先導係員のバイク型トロッコから約10m間隔を保ちながら、利用客は自転車型トロッコを漕いでいきます。高低差はあまりなく電動アシスト自転車なのでとても楽ちんです。
日本一短かった鉄道トンネルとして有名な「樽沢トンネル」の他、長いトンネルではイルミネーションの仕掛けがあり、前後からの歓声があがります。
約20分で八ッ場ダムの直下の吾妻峡八ッ場駅に。あっという間のタンデムライドでした。
ダム内のエレベーターでダム上に。観光ピーク時は1時間待ちになることもあるようです。驚
八ッ場ダム資料館で、当初計画から70年を経て完成した歴史を学びます。
計画当初からいくつもの建設課題があり、とくに吾妻川の水質が強酸性でダム腐食の対策、さらに約340世帯が水没するための代替え居住策、そして工事開始後での民主党政権交代による工事中断・・・と紆余曲折がありましたが、多くの関係者や住民の努力により2020年3月に完成しました。
ダム完成で、吾妻川の流量均一化による環境保全や、関東の水瓶として、また大雨での洪水防災、さらには観光資源として多くの利点がある一方で、環境問題や地域住民問題などの観点で八ッ場ダム完成を評価しない識者もいて、ダムの効果は歴史での証明を待つしかないでしょうね。
そして早めのランチへ。ダム傍にあるうどん専科 麦の香りにて。
開店前にすでに行列となる中で一番客で待つと、一と二番客は開店前に店主が注文を聞き、開店と同時にいち早く食事が提供されます。
今回頂いたのは、大海老天のうどん(温)と、大海老天のざるうどん(冷)を。
香川県で修行した店主とだけあって、香り、のど越し、噛み応えが讃岐風で、天ぷらもサクサクで海老も2本も付いて、安くて美味しい。大満足のランチでした。
そして復路は自転車型トロッコではなく、吾妻川ハイキングコースで駐車場まで戻ります。
深い渓谷沿いにあるコースのため滑落しないよう手摺や階段が整備されていますが、観光客は少し大変なコースかも。
眩しいほどの鮮やかな新緑のシャワーを浴びながら約40分で、自転車型トロッコの受付棟駐車場に戻りました。
さて、2日間のGW旅行記事にお付き合い頂き、ありがとうございました。
私はカレンダー通りのGWでしたが、主人はなんと休暇取得を含めて12連休となり、GW明け出社ではPW忘れてパソコン立ちあげが心配・・・と。でも結果は指が覚えていたとか。苦笑
そしてGW明けの週末、2月に手術した右膝の定期検査でMRI検査を。先生も驚くほど順調で、無理のない山歩きをこれからも楽しんでくださいとのこと。
歩けることの幸せをあらためて感じている今日この頃です。
~いつも訪問下さり、ありがとうございます~