さぁ始まりました! 兵庫の秋! | 洋々の「VOLTAGE SPOT」

さぁ始まりました! 兵庫の秋!

夏の甲子園も

ベスト4が決まる季節になってくると、

新学年の秋の地区予選もはじまる頃、

ということになります。




オレ自身、

まだまだチームが出来あがっていない

荒削りな新チームの秋季大会が大好きで、

スケジュールがあえば、

兵庫県内の各球場へ観に行きます。





今日の私的注目は・・・





◇◆◇ ◆◇◆ ◇◆◇ ◆◇◆ ◇◆◇





高校進学するにあたって、

“ この学校で野球を続けたい! ” っていう

志を強く持って、

チャレンジ精神で門を叩く学校は

兵庫県内にも数々あります。




その内のひとつは

名門・育英でしょう。





野球部の門を叩く子は、

野球を続けるために育英へ入学した子が

断然多いと思います。




この秋最上級学年になる子達は、


1年の夏、


2年の夏と、


先輩たちの初戦敗退の無念さを

2年連続で目の当たりにし、

1年ごとに監督が代わるという

(葉坂監督、足立監督、そして安田監督。)

とてつもなく貴重な体験をしている子供たち。


ということになります。




だからこその私的注目だったので、

秋季大会の初戦、

仕事のスケジュールが重ならなければ、

生観戦狙ってました^^!





それが今日でした。





秋季大会西神戸地区予選1回戦



『 神戸国際大学附属 対 育英 』




なんとも贅沢な初戦からの好カード。





西神戸地区の予選は、

大体学校のグラウンドで行われますね。




ちなみに・・・


明石地区や加古川地区は、

明石球場や高砂球場を利用するので、

恵まれてますね^^




今日の観戦地は、

神戸国際大学附属高校のグラウンド。



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外野からの眺めはこんな感じです。



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内野は一塁側のみ観戦出来ます。



育英は敵地に乗り込んでのデビュー戦となりました。




とにかく、

この秋の兵庫の行くへを占う意味でも、

この試合は目にしておきたかった。




『神戸国際大附』 と 『育英』




今夏、

滝川第二が久々に兵庫代表となり、

ますます混沌としている兵庫の図式。




その上、

神戸市内の公立高校の野球部のレベルも

上がってきているなか、

やはり『国際』と『育英』は、

兵庫の図式の“鍵を握っている”ような気がするんです。




素材は申し分ない生徒たちが揃ってるかと思います。




あとは、

『チームとしての力』が

どこまで磨かれてくるか。




さて、

その注目の一戦。




もう、

結論から見せます。



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国際の圧勝(6回コールドの10-0。)




育英は見ていて、

まだまだ発展途上の段階で、

(特に投手の育成がまだこれからという感じ。)

チームになってない印象を受けましたが、

個々の能力があることは伝わってきます。




なので、

新監督に就任された

93年夏の全国制覇時代の主将・安田監督が、

これからますます磨きをかけていかれることかと思います。




その育英に

この夏苦杯を舐めさせた 『須磨学園』 が、

この試合の後に登場ということも、

この日の生観戦の魅力のひとつ。




須磨学園は、

志村監督が就任されるまで

創部8年間で夏1勝のみの弱小チームでした。




駅伝が有名な須磨学園が、

近年、野球部に力を入れてきているのは、

県内の高校野球ファンならご存知のとおりで。




志村監督のプロフィールはすごく、

報徳学園から京都産大へ進まれ、

(報徳では大阪桐蔭の西谷監督の一年後輩にあたりますね。)

社会人の河合楽器でプレーされたあと、

筑波大学大学院でコーチングを学ばれて、

大分の柳ヶ浦でコーチをされたなど、

数々の野球道を進んでこられた指導者さんで、

須磨学園が強豪になってきたのもうなずけます。




注目していた志村監督のシートノック。




やはり!




「試合前のノック」の打球スピードではないですね。




普段の練習であればわかりますが、

球足の速い打球で野手陣を動かすノックを見て、

強くなってきた秘訣がちょっとわかりました。

声も生徒より監督の方が大きいし。




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須磨学園の主砲猿倉くんの打棒を見るのも

楽しみのひとつでした!


なるほど、威圧感抜群のフォームで^^!




見事な柵越えアーチを見ることが出来ました!




家の用事の関係で、

試合途中で退散しましたが、

須磨学園の強さも生観戦できて満足な一日に。




次は、

まだ行ったことがない洲本市民球場での淡路予選や、

『明石商業』、『明石』の動向や、

『加古川北』、『高砂』の動向など、

この春夏、

兵庫を沸かせてくれた学校の新チームの

生観戦狙ってます^^!