チームは“生き物” | 洋々の「VOLTAGE SPOT」

チームは“生き物”

今日は、

ハイボルテージの府軟連福島支部の


『春季大会3回戦』




チーム作りの、

難しさと、

厳しさと、

そして、

楽しさを実感した1日やった。




結果は、

試合は引き分けて、

抽選負け。




自分はベンチで戦況を見つめる。




試合は、

初回に我々が2死からチャンスを作り、

2点先制。




正直、先制はしたものの、

幸先のよさは感じんかった。




反省点は、


“まだ点が取れた”




リードしながらも、

なんか空気が澄んでないというか。




よどんでるとまでは言わない。





リードしてるのに、

澄んでない。




ここポイント。





重苦しくはないが、

流れにはのってない感じ。




俺自身、

ベンチにいても

のどカラカラなりましたよ。。






野球はミスはつきもの。




うちのチームは、

防御網(守備陣)は強くない。




だからこそ、

ミスを最小限に抑えることも大事だが、

ミスした後の気持ちの切り替えが重要なのだ。




みんなそんなことは知ってることやけど、

それがグラウンド上にいると簡単じゃないもんで。






野球のいいとこでもあり、

むずかしいとこでもあるが、

「9人」で戦うスポーツであるということ。




9人が9人、

同じベクトルを向いてゲームに挑んでいると、

はっきりいって

何があっても怖くないし、

どんなことが起きてもカバーできる。




しかし、

あっち向き、 こっち向きで、

心は“四方他方”ナインになってしまったら、

ミスは簡単に起きるし、

立て直すことも容易ではない。




高校野球でも、

軟式野球でも、

沢山の試合を観戦してきて、

一番野球の怖さがでるのが

こういった心理状態でゲームしてる時だ。





今日は、

ベンチでそんな危惧を感じながらも、

なんとか声をかけ続けた。





最終回。





『 3-5 』 のビハインド。





ベンチの空気は

勿論澄んでない。





それでも、

打席に立ったメンバーから、

“集中力”を感じた。





オレ出番。





オレの代わりに退くメンバーも絶対悔しいはず。





それでも、

1死2・3塁のチャンス。





代表の俺が責任負わなアカンやろ。





ショートゴロの間に1点返す。






なお2死3塁。




今季、

23打席で1安打、

出塁率は .043 、

それでも頑なに『1番打者』の十字架を背負わせた #29 。




今までのオレなら、

成績が悪ければ代えればいい・・・的な発想は早かった。





しかし今年はちがう。





年初に代表のオレと監督 #30 の二人で、

長い時間かけて話し合った結果、

しばらくの間は何があっても押し通そう。





そう決めたから。





彼に賭けるしかない!





起死回生の同点タイムリー3塁打!!





このシーンは、

しびれた。





はっきりいって、

最終回の相手の攻撃時間が長かったため、

われわれの攻撃が始まる時の空気は重かった。





それを跳ねのけたということは、

着実にチームは

よくなりつつある。

ということだ。





試合に負けなかった。





抽選で負けたけど。




この結果。


次へのステップに繋げられるのなら、

オレはそれでええって思った。





方向性は決して間違ってはいない。





メンバー個々の実力能力は問題じゃない。





もう1回、

しっかりとベクトル合わせて、

夏季大会へ向けて、

がんばろう。




そう思った1日でした。




『連盟:福島支部 春季大会3回戦』


ギャンブラーズ

0 0 2 1 0 2  5

2 0 0 0 1 2  5

ハイボルテージ


※ 抽選は「4-5」で●