「怒らず 教えず やらせず」 | 洋々の「VOLTAGE SPOT」

「怒らず 教えず やらせず」

「怒らず、教えず、やらせず。」



怒れば怒るほど選手は委縮する。

教えれば教えるほど考えなくなる。

やらせればやらせるほどサボる。



怒るかわりに励まして、

教えるかわりに

質問を投げる。

やらせるのではなく、

考えるクセをつけさせる。



これが、

次期日本ハム監督が噂されている

白井一幸氏が、

10年前に二軍監督に就任してから

考え出した指導法らしい。



なんか、

今の東京ヤクルトの

小川監督にも通ずる指導法のように思える。



白井氏が、

二軍時代、

徹底的に鍛えたのが田中賢介。



感情の行き違いから、

賢介が白井氏と

1年近く口をきかなかったことがあるらしい。



白井氏のノックでの口癖、


「これが、

日本シリーズの優勝を決める

最後の打球だと思って捕れ!」



この言葉を何度となく投げかけ、

ついに迎えた

2006年の日本シリーズのベンチでは、



賢介が、


「とても初めての日本シリーズとは思えません。」


と、

ヘッドコーチの白井氏に笑顔で話しかけたとか。



今の阪神には、

こんなエピソード出てけえへんやろなぁ。。




自分の今後の人生にも活かしたいなぁと思うエピソードだった。