何かが起きる・・・その2
前号 http://ameblo.jp/ys-style-library/entry-10591482794.html
の続きです。
場内放送が流れ、
16:40からグラウンド整備を開始し、
17:20からの再開を目指しますと!
球場の観客や両校の応援スタンドから拍手喝さい^^
明石公園野球場は、
水はけがいい球場で、
昨夏も、
「科学技術vs加古川南」のベスト16戦を観戦した時も、
ゲリラ豪雨に見舞われながらも、
1時間中断を経ても、
整備してから再開できたのを目の当たりにしていたので、
私は出来ると思っていました。
中断で待っている最中の観客の雑談は、
「無理やな・・・」
「もうアカンやろ・・・」
のオンパレードでしたが、
明石の水はけをなめんなよ^^!と心の中で思ってました。
両校の部員たちや、
高野連のスタッフや球場スタッフの方が、
懸命な水抜き作業を行います。
グラウンド回復作業は順調に進み、
ラインカーも登場し、
白線が引かれ、
本塁から1塁へラインを引こうとしたその時でした。
「えぇ~、ウソやろ・・・」
という球場内のため息が聞こえましたね・・・
この画像は、内野スタンド裏の景色です。
せっかく水も引いて、
ラインを引いてと、
再開まっしぐらの中、
またもや、豪快な、「水入り」・・・
控えの部員達や、
各関係者が懸命に作業したグラウンドは、
またもや、
あっという間に水浸し・・・
17:22。
球審の方が一人、
グラウンドへ出てきました。
両チームのベンチ入りメンバーは、
ダッグアウトの最前列で一列に並んでます。
球審の方が、
大きな声で。
「 ゲーム! 」
試合終了の宣告です。
校歌斉唱も、
校旗掲揚もない、
ゲームセットでした。。
試合再開へ向かった矢先での終了宣告。
飾磨工ナインはベンチで長い時間ぼう然とするのみ。
国際ナインもしっくりこない感じ。
この、
どうしようもない「現実」に、
虚しい空気と
なんともいえない寂しい空気に、
明石球場が包まれました。
誰もいなくなったスタンド。
私は最後の最後まで、
スタジアムの
この空虚感の漂う余韻を受けながら、
一人残りました。
もし、
自分が、
飾磨工業の野球部の顧問だったら、
どんな言葉を部員たちにかけるだろう。とか考えました。
人生には、
どうしようもない、
自分ではコントロールしようもないことなんて
沢山ある。
でも自分は自分でコントロールできる。
ただ、
あるがままを受け止めるしかないとわかってても、
すぐに受け入れられる年齢ではないし、と、
指導者の方の大変さを感じながら、
気まぐれなお日様が照りだし回復した天候の中、
ゆっくりと自転車をこぎながら
帰路へと向かいました。。
8イニング無失点と、
さすがのピッチングを披露した岡本投手。
6イニング投げ、
強豪国際打線を2失点に抑え好投した
飾磨工のサブマリン・竹中投手。
試合終了宣告後、
再びスタンドへ集まって、
恒例の「エール交換」を勇敢にも努めた
飾磨工業の控え部員達。
心から本当に応援したい。
「がんばれ 飾磨工業!!」
飾磨工業 0 0 0 0 0 0 0 0 0
神国大附 1 0 1 0 0 0 0 X 2
※ 8回1死、降雨コールドゲーム