なぜうまくいくのか。 | 洋々の「VOLTAGE SPOT」

なぜうまくいくのか。

私自身の弱点は「継続性」だと認識しています^^;


そんな、

なかなか継続出来ない自分が、

以前、結構長く学習したのが、

「スポーツメンタル」の件です。


とある著書文献からの引用ですが、

すこし前の「春の選抜高校野球」にて、

ベスト8まで進出した選手に、

スポーツ心理学の観点からアンケート調査した結果が

こちらなんです。


A選手の場合


【うまくいっている時の心理状態】

◇ 気分がのっている

◇ 絶対やれると自信がある

◇ 体が軽い

◇ 良いイメージしかない

◇ 体のキレがいい

◇ 調子がいい

◇ どんどん自分の所へ来い!と思える

◇ 楽しい


【うまくいっていない時の心理状態】

◆ 失敗してはならないと思う

◆ 体が重い

◆ 自分の所へボールよ飛んでくるな!

◆ 集中できない

◆ 良いイメージが出ない

◆ やりたくない

◆ 「ま、いいや」と投げやりになる


おもしろいもんで、

どっちも「同じ人間」だ、

ということなんです。


これは、

スポーツに限ったことではなく、

一般社会にも通ずることです。


人と会う時、接する時、

集中力の発揮が求められる時、

俳優なんかだったら、

長い台詞を覚えやすい時と覚えにくい時など、

その時々の「心理状況」は大きく結果を左右するものです。


常々、

もし、

自分が高校野球の監督になったら、

どこもやっていないような「メンタルトレーニング」を実践して、

旋風を巻き起こしたいなぁって

夢は描くんです。


その取り組みたいトレーニングの心理検査は以下の17項目で

興味深い測定が出来るのです。


☆ 目標への挑戦

設定した目標に向かって、

どの程度強い執着心を持っているか。


☆ 技術向上意欲

新しい技術や高度な技術習得に対して、

どの程度意欲的か。


☆ 困難の克服

困難な状況に直面した際、 

どの程度積極的に乗り越えようとするか。

(逃げることを考える人が多いことがこの検査でわかります。)


☆ 勝利志向性

勝利に対するその人の価値観や、

執着心の程度は。


☆ 失敗不安

失敗や負けることに対する競技に入る前の

「不安感」の程度は。


☆ 緊張性不安

競技中の緊張度や、

あがりの程度は。


☆ 冷静な判断

緊張・情緒的興奮が生じやすい場における

冷静な判断力の程度は。


☆ 精神的強靭さ

精神的落胆時にどの程度持ちこたえられるか。


☆ コーチ受容

指導者の助言をどの程度聞き入れられるか。


☆ 対コーチ不適応

指導者との人間関係がどの程度しっくりいっているか。


☆ 闘志

競技中の場面で、

どの程度の強い闘志を発揮することができるか。


☆ 知的興味

当該の種目に対して、

どの程度知的関心を持っているか。


☆ 不節制

世の「不摂生」と通ずるが、

当該の種目のことを考えてどの程度節約しているか。

(この面は耳が痛い指摘ですね~^^;)


☆ 練習意欲

練習への意気込み、

生活の中での練習の位置づけの程度は。


☆ 競技価値観

今、自分が取り組んでいる競技に

どの程度の価値を見い出しているか。


☆ 計画性

どの程度、練習や試合に対して計画的に臨んでいるか。


☆ 努力への因果帰属

成功や失敗の責任を、

どの程度自己のせいだととらえることが出来るか。



みなさん、

どうですか?


これだけのポイントを細分化して、

しっかりと自分を客観的に認識した集合体組織が、

弱いはずはないですよね^^