平成29年度 秋の兵庫県の高校野球
9月5日。
組合せ抽選会が行われましたね!
兵庫県の、
現在の秋季大会の仕組みは。
【阪神】 【神戸】【播淡】【西播】【但丹】
と5つの地域大会をブロック分けで開催。
その予選ブロックを、
無敗で勝ち上がった1位校、
予選ブロックの決勝だけ負けた2位校、
敗者復活トーナメントに回り、
一敗だけで乗り切った復活校、
がそれぞれの予選で55高校選出され、
夏の県代表だった神戸国際大附を含めた
56高校のトーナメント戦で行われます。
私も、
何試合か観戦に行こうと思っていますが、
この夏と秋の予選を観戦した試合や、
各ネットや新聞なんかで注目されている情報などを踏まえ、
個人的な観点ではあるけど、
まずベスト8までを決める八つのブロックごとに、
注目点をおさえていきたいと思います。
※ 夏の大会のようなブロック番号がないので、
各予選の一位校をブロックの表題に挙げて紹介します。
【 西脇工・姫路西ブロック 】
(8/23 西脇工 vs 明石戦より)
西脇工は、
毎年力のあるチーム。
秋季地区予選でもぶつかった明石は、
武庫荘総合と1回戦。
地区予選で負けた西脇工と、
また戦えるチャンスが!
そして、
こちらも勝ち上がることが前提ですが・・・
この夏、
今春準Vの社を撃破し、
前評判高い北須磨・岩瀬投手と、
西脇工がぶつかると注目度あがるでしょうね。
勿論、
対戦相手の神戸高塚も、
地区予選「2-13」で負けた雪辱を狙ってくるし、
1回戦楽しみなカード!
【 東播工・甲南・三田松聖ブロック 】
7校中3校が1位通過の熾烈なブロック。
東播工は、
予選3連勝の内容が安定感抜群で、
お互い初戦突破が条件ですが、
報徳を予選で破った甲南との対決が期待される。
個人的に期待しているのは・・・
予選を観戦した三田松聖。
(三田松聖エースの高垣投手)
高垣くんがしっかりゲームを作り、
主砲で主将の直井くんがチームを文字通り牽引すれば、
相当面白いかも!
【 市川・星陵ブロック 】
市川が待つ二回戦へ、
「姫路南vs福崎」のカードに注目。姫路南は、
予選で東洋大姫路戦を接戦「3-4」で落とし、
敗者復活で勝ち上がり。
1位通過の星陵は、
予選初戦の村野工戦を接戦で制し、
決勝でも育英に勝つなど勢いがある。
【 神港学園、神戸国際大附、加古川西ブロック 】
1位校2校に、推薦1校の激戦区。
もうすでに、
兵庫県の高校野球ファンのネット周辺では、
大騒ぎになっている好カード
「 神港学園 vs 神戸国際大附 」
地区2位校でも、
滝川第二、
東洋大姫路、
と私学強豪もラインナップ。
そこに、
予選3連勝すべて7得点と打線が魅力の加古川西。
ベスト8へ進むのが困難なブロック!
このブロックの中で、
唯一生観戦したのが柏原。
ただスタンドで観戦していた部外者の私に、
部員さんもマネージャーさんも笑顔で挨拶してくれて。
ビックリしましたが、とても感心しました。
強豪立ち並ぶブロックで、
ぜひ意地をみせて頑張ってほしいです。
【 兵庫工・関西学院ブロック 】
兵庫工は、
2年前の秋季大会で、
ベスト4に進出し躍進した
加古川東の松岡前監督が転勤で就任し、
この予選を一気に3連勝で突破。
兵工の前監督さんが、
意味深なブログを綴っておられるのを
拝見しましたが・・・
熱い心をもっておられるのではないかなと。
個人的には、
好きな言葉
「何かが起きる」
そんな可能性を持っているチームのような
気がしています・・・
【 須磨翔風、市立尼崎、篠山鳳鳴ブロック 】
個人的に目が留まったのは、
但馬丹波地区の3校が固まるブロックであること。
見事1位通過した篠山鳳鳴。
エース芦田投手は丁寧なピッチングが印象的。
豊岡は2位通過。
エース左腕・小林投手は、
キレのある球を投げる好投手。
初戦勝ち上がれば、
この生観戦した2校同士が激突と、
個人的には楽しみなカード。
そして、
「 加古川東 vs 市立尼崎 」
は好カードで接戦必至だと思う。
【 姫路工・市立西宮ブロック 】
このブロックの中で、
一番見たい1回戦は、
「 育英 vs 津名 」
の好カード。
アウトステップのフォームで、
個人的に、
体の開きは気になるものの・・・
球の力はある津名のエース樋口投手。
津名投手陣は安定していて、
唯一負けた明石商戦でも「0-1」だし、
勝ちがった試合も、
1失点3試合
完封2試合と守り勝っている。
市立西宮は、
若林選手が前評判高く注目です。
【 飾磨工・明石商ブロック 】
1位通過・飾磨工業に対するのは、
淡路島の名門・洲本。
この夏の大会でも好投し、
新チームでエースとなった鏡石投手は、
巨人杉内投手のようなフォームで、
コントロールのいい投手。
きっちり西播地区を3連勝してきた飾磨工との
一戦は、きっと見ごたえあり!
と思っています。
地区2位となった報徳。
そして、
夏初戦敗退から新チーム結成し、
地区2位ながら予選通過してきた社。
3年連続夏準優勝から、
来夏は 【 西兵庫代表 】 本命となるであろう
明石商。
と、見どころ満載のブロックとなった。
しっかり振りかぶり、
軸がぶれないフォーム。
なので、
ピンチを背負っても大崩れしない、
どっしりとした安定感を感じます。
明石商エース・加田投手。
彼の左腕に甲子園が懸かっていると言っても、
過言ではないでしょう。
久々に、
個人的な兵庫の秋の展望をブログで綴ってみましたが、
来年夏は100回記念大会で、
兵庫は東西に分かれますし、
楽しみが続きます!
試合観戦もいくつかする予定なので、
またこのブログでご紹介したいと思います!