かれこれ半年間も通っているせいか、院内のスタッフさんは、ある程度顔馴染みであり仲も良い。
特に看護師さんには、世間話をしたり、僕自身の夢や活動なんかについても話をしているくらいの仲である。
ある日、とある看護師さんが会話の中で「会った時から(病気で)喋り辛くなってるやん?だから江河くんが、どんな人なんかとか分からへんのよねー」と言っていた事があった。
難病患者である僕の姿しか見ていないので、少し面倒くさいキャラクターはバレてないのだが、どういう人かここで明らかにしようと思う。
本来、僕は人からの見た目だけを徹底的に気にする人間である。
人からよく思われたいという気持ちが強すぎて、その為だけに色んな工夫をしてきた人間だ。むしろ自分の理想に近づけるなら、どんな努力も惜しまない。
だが、ある程度の承認欲求が満たされると、途端に何もしなくなる、という欠点がある。
その時は他人から何を言われようが動かず、自分でさえもコントロールが難しくなる頑固な人間だ。
特徴的なのが、自分の理想に「僕の中だけの流行」がある事だ。だから自分自身を少しコントロールする為にはコツがいる。
まず良さそうな言葉や考え方、情報等をどんどん取り入れて、マイブームを起こす。
それが活力となれば、僕は勝手に努力するのだ。
とまぁそんな事も考えながら、今は一生懸命生きている自分が嫌いでもない。