ずっとミッションとエンジン合わせ面下部に油漏れがあってクランクシールだと思って放置してましたが、その前にBRGCAPのシール交換で直る事例があると分かり実行しました。

じわじわ漏れる感じなので時々洗浄して様子見でした。

BRGCAPが外側に面するエンジンはそう多くはなく寸法、粗さ、面出しなど加工と組立精度に影響があり油漏れには不利だと思います。

 

 

ステッカー剥がし用?のスクレーパーでオイルパンを剥がそうとしましたが叩くスペースが無いので切りました。写真無い(雨で焦って)ですがシリンダーブロックの加工基準孔部分(余分に合わせ面が広い丸い穴)に差し込むと良い。あちこち差したらあとは”どすこい”パワーです。

すると衝撃の光景です。ストレーナーがほぼ詰まってます💦それでも油圧警告は点灯したことありません。3000~5000kmでオイル交換していたのにショックガーン

オイルパンを見るとスラッジが不規則に堆積ガーン

パーツクリーナーで清掃。

オイルパンのスラッジは固くてスプーンで清掃。

頭の中はなぜなぜモード(笑)

BRGCAP締付ボルト2本緩めて中央のM8タップに長いボルト突っ込んでハンマリングで外しましたがストローク短いので大変でした。300mmくらいのボルトが良い?

BRGCAP外してまた衝撃💦メタルに異物…多分フィルター詰まってバイパスされてスラッジ供給。

メタル用意してないんで#1500ペーパーで研磨。

BRGCAPの側面にシールがあります。

大体の清掃で準備完了。

BRGCAPを締めたら棒状のシールに黒ボンドを1/3程度塗って挿入します。

取付前にCAPのブロック合わせ面の角(外側)も忘れずに。

あとオイルパン取付前にCAPとの合わせ面にも(フロント側もだったか?)塗布します。スコールのような雨の中だったので端折り多くてすみません<m(__)m>

オイルパン剥がしに検討した工具ですが変形リスクあるので幅は合った方が良いです。もちろん専用工具が最強ですが。

 

50km程度走行して漏れ確認OKでした。

なぜなぜの結果は燃料添加剤を使用して汚れがオイルに溶けこんで(実際は溶けにくい)チョイ乗りが多いためスラッジが分離して沈殿、固まったと推測。添加剤の効果は大きいので燃焼室は綺麗になってもオイルはすぐ交換しないとダメだということで反省です。あとオイルは期間も考慮した交換サイクル。