玉置神社 神とは何か 意識と宇宙 | 70 racing project

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T.YOSHIKAWA Official blog

奈良県は十津川村
「神様に呼ばれないと辿り着けない」と言われるスーパーパワースポット『玉置神社』
6月に入って田んぼには水が張り田植えまであと少し、昼間はもう夏の暑さ
できれば月中に行ければと思っていましたが、5月の山行はまたいつものパターンに戻ってしまい、月末近い5月25日に玉置山登拝に行ってきました
いつも出発が遅くなってしまうので、今回は前日早めに就寝して余裕を持って6時前に出発したのですが、もう一息の折立と平谷からの合流地点に通行止めの看板
そういえば少し手前で通行止めの電光表示が出ていたような気がしてましたが、まさかココとは思いもしませんでした
すごすご168号の第一発電所まで引き返して、小川回りで40分遅れぐらいでやっと駐車場に到着
せっかく朝早目に出発したのに、結局いつもとあまり変わらない時間になってしまいました
急いで用意して玉置山の頂上を目指して出発です
気候もよく少しダイエット効果もあって体も軽く気持ちの良い山歩きでした
石楠花の季節はもう過ぎていたのですが、テレビ塔まで来ると一輪の赤い花が私を待っていてくれました

 


 

間違いなく偶然でしょうが、私には待っていてくれたとしか思えませんでした

日陰だったので開花が遅れたのでしょう、真っ赤なシャクナゲ一輪だけが満開です
スマホでは申し訳なかったのですが、本当に美しいとライカで撮った写真に見間違うくらいキレイに撮れてました
今日は通行止めのせいか、ひと気のない静かな山頂です
海は霞に覆われて観望できませんが、新緑に包まれた宝冠の森がはっきりと見えました
そよ風に吹かれながらしばらく気持ちの良い時間を過ごさせていただきました
そしていつものように玉石社から神社に降りてお参りを済ませ、御朱印を頂いて五月の玉置山登拝を無事に終えました

遅くなりましたが、五月の玉置山登拝のご報告でした


 

近代化・産業化・化学化の中でニーチェは宗教的・哲学的概念の滅亡を『神は死んだ」と表現しました
アインシュタインは量子論を比喩する表現として「神はサイコロを振らない」と言いました
しかしその後彼は自然界においての物理の法則を解き明かす中で「自然こそが神である」とも言っています
人類は未だ宇宙の5%すら理解できていませんが、数式で彩られたこの自然界の法則こそが神の存在を意味しています
意識とはどうやって生まれるのでしょう
人は目で認識し脳に伝えて行動を起こすまで、どんなに早い人でも0.3秒以上かかります
しかしすべてがこの動作では行動の連続性が取れません
スムーズな動作を行うためには最低でも数秒前に脳が行動を起こす準備をする必要があります
意識が存在しなければその行為はできないことになります
それは生物すべてに言えることで、全ての生物には意識が存在していることになります
意識とは脳の中に存在するのでしょうか?
植物に脳はありませんが、食虫植物などは意識があるのではと思える行為をしています
脳科学で注目されるクオリア(感覚質)とは「感覚的体験に伴う独特で鮮明な質感」
よく例えられるのは赤いものを赤いと感じること
感覚的な意識や経験の事を指します
まさに難解な部分ですか先ほどの数秒前からの準備とか
植物の行動に繋がっているように思います

 

 

ここまでははYoutubeにUPした「神とは何か」の一部です
広葉樹の葉の組織の並びが黄金比であることが知られています
黄金比は古代ギリシア時代から知られており、五芒星の対角線に現れます
金星は地球より早く軌道を巡り1.6年ごとに地球を追い抜かします
これを会合と言いますが、この地球公転周期と会合周期がほぼ黄金比となります
数学で1:φと表されるこの黄金比は、物理や科学そして宇宙の至る所に黄金比が存在すると言われています
そしてその極めつけは、宇宙と人間の脳の構造が非常によく似ているという科学デーだーです
もう少し詳しく説明すると、
宇宙網と脳の自己組織化は同様のネットワーク力学の原理によって形成されている可能性があるとの研究結果が発表されています

 



脳の77%は水、宇宙の73%は暗黒物質(ダークマター)でできています
ヒトの小脳には約690億個の神経細胞(ニューロン)があり、観測可能な宇宙には少なくとも1000億個の銀河がありますが、神経細胞や銀河が脳や宇宙全体の質量に占める割合は共に30%にも満ちません
また、神経細胞も銀河もフィラメント(細かい糸状の構造)を介して互いに接続し、自己組織化されている点も類似しています



宇宙学で銀河の空間分布を分析する際に用いる「スペクトル密度」を計算すると、小脳の揺らぎ分布は1〜100ミクロンであった一方、宇宙網の揺らぎ分布は500万〜5億光年でした
両者の規模には大きな違いがあるものの、相対的な揺らぎ分布は類似しています

 


銀河(左)と小脳の神経網(右)の比較

また、1個の神経細胞や銀河に接続するフィラメントの本数も近似しています
3800〜4700のサンプルをもとに宇宙網を分析したところ、各銀河には平均3.8〜4.1本のフィラメントが接続していました
一方、1800〜2000のサンプルをもとに大脳皮質を分析すると、各神経細胞に接続するフィラメントは平均4.6〜5.4本でした
そしてこの研究論文では、一連の研究結果をふまえ、「宇宙網と脳の自己組織化は、同様のネットワーク力学の原理によって形成されている可能性がある」と結論づけています
宇宙が脳、脳は宇宙

ということは宇宙には意識が存在するのでしょうか?

地球に意識があるというガイア理論が存在しますが、もっと壮大なことになってきました

宇宙のどこかにアカシックレコードが存在すると言われてきましたが、宇宙が脳のような存在であれば、そうであっても不思議ではありません

前回から少し視点を変えて、神様とは何かというお話をさせていただいております

次回はさらに深堀りしていきましのでお楽しみに

でわでわ