旧約聖書 イザヤ書49章15~16節 新共同訳
「女が自分の乳飲み子を忘れるであろうか。母親が自分の産んだ子を憐れまないであろうか。たとえ、女たちが忘れようとも、わたしがあなたを忘れることは決してない。
 見よ、わたしはあなたをわたしの手のひらに刻みつける。あなたの城壁は常にわたしの前にある。」

神様が言っておられます。

「見よ、わたしはあなたをわたしの手のひらに刻みつける。」

神様は、あなたが宝の存在なので、ご自分の手のひらにあなたのことを刻みつけているというのです。

昨日、1件結婚式の司式を行いました。
式の前に、結婚されるお二人や集まられる方、一緒に働いてくださるスタッフの方々のことを覚えて一人で祈っていました。
お話しするウェディングメッセージの内容も確認していました。
いつも、「お二人は神様の宝物。だから、宝物としてご自分とパートナーの方を宝物として大切にしてください」というメッセージを伝えています。
しかし、今回は“スタッフの方も宝物”という事実を確認するようにとの強いうながしを感じました。

”新郎新婦と参列される方々は神様の宝物“との神様のメッセージに、スタッフの方々も加えるようにとのうながし。

それは間違いのない事実。
なので、介添え、奏楽、カメラマンの方々も宝の存在であることもお話ししました。

そして結婚式が終わり、控室で着替えてから新郎新婦にご挨拶するために廊下に戻った時、介添えの方がすっと近づいてきて言われました。

「実は、私は今日で最後になります。転勤になります。これまでどうもありがとうございました。」

式場スタッフにクリスチャンの方はおられません。
この介添えスタッフの方もクリスチャンではありません。
でも、神様にとっては“かけがえのない宝の存在”

神様は、そのことを直接この方に伝えるために私にウィディングメッセージを変えさせられました。
私も、スタッフの方々も神様のかけがえのない宝物であることを再確認させられてとてもうれしかったのです。

あなたも決して忘れられてはいません。

神様は言っておられます。(「ヤコブ」「イスラエル」の部分をご自分の名前と入れ替えて読んでください)
「ヤコブよ、あなたを創造された主は、
 イスラエルよ、あなたを造られた主は、今、こう言われる。
 恐れるな、わたしはあなたを贖(あがな)う。
 あなたはわたしのもの。
 わたしはあなたの名を呼ぶ。
 水の中を通るときも、わたしはあなたと共にいる。
 大河の中を通っても、あなたは押し流されない。
 火の中を歩いても、焼かれず、炎はあなたに燃えつかない。
 わたしは主、あなたの神
 イスラエルの聖なる神、あなたの救い主。…
 わたしの目にあなたは価高く、貴く、わたしはあなたを愛している」
(イザヤ書43章1~3節)

あなたの上に神様の愛と祝福が豊かに注がれますように。