旧約聖書 詩編 第46篇8~10節(口語訳)
「 来て、主のみわざを見よ、主は驚くべきことを地に行われた。
  主は地のはてまでも戦いをやめさせ、弓を折り、やりを断ち、戦車を火で焼かれる。
 『静まって、わたしこそ神であることを知れ。わたしはもろもろの国民のうちにあがめられ、全地にあがめられる。』」

ここしばらく、同じメッセージが心に響いてきます。

詩編46篇10節。

「静まって、わたしこそ神であることを知れ。
 わたしはもろもろの国民のうちにあがめられ、全地にあがめられる。」

どうして神様はあらゆる人たちに、全地でたたえられるのでしょう?

冒頭の聖書の言葉にあります。

「主(しゅ)は驚くべきことを地に行われた。
 主は地のはてまでも戦いをやめさせ、弓を折り、やりを絶ち、戦車を火で焼かれる。」

世界中様々なところで戦争が起こっています。
平和に見える国においてさえ、内部では様々な戦いがあります。

私たちはいやおうなく巻き込まれています。

神様はそのあらゆる戦いを『やめさせる』と預言されています。

『やめさせる』ジャマをしているのは、愚かな私たち人間。

夫婦、親子、兄弟姉妹、親族、友達、仲間、見知らぬ人、外国の人たち・・・

あらゆる関係において、神様は戦いを止めさせようとしておられます。

だからこそ、
全知全能の愛の神様を信じ信頼しようとしているなら、
「静まれ!」と言っておられます。

人間の罪(自己中心的な思い)が神様のジャマをします。

どんな関係、どんな状況においても、家庭でも職場でもレクリエーションの場においてさえ、「静まって、立ち止まって」心を澄ませ、神様の導きに道をゆずり、神様の素晴らしい出来事を体験してみんなで喜び合いましょう。

あらゆる出来事において神様に道をゆずることを体験していけば、詩編の作者と共に言うことができるようになります。

「このゆえに、たとい地は変り、山は海の真中に移るとも、われらは恐れない。
 たといその水は鳴りとどろき、あわだつとも、そのさわぎによって山は震え動くとも、われらは恐れない。・・・
 もろもろの民は騒ぎたち、もろもろの国は揺れ動く、神がその声を出されると地は溶ける。
 (しかし、)万軍の主はわれらと共におられる!」(2~11節)

注意していてください。

「静まる」ポイントは、自分の心が「騒ぎたち、揺れ動く」瞬間です。

うかうかしていると流されてしまいます。
気をつけていてください。

「静まる」ことができれば、それは神様のすばらしさを体験できるチャンスに変えられます!