旧約聖書 イザヤ書 43章4節
「わたしの目にあなたは価高く、貴い」

まわりの人の言動におろおろさせられてないですか?

「自分なんていない方がいい…」とか、
「役に立たない・・・」とか思っていませんか?

とんでもない。

あなたは、あらゆるものを創造して保っておられる神様の“宝物”。

神様自身が言って下さっています。

「わたしの目にあなたは価高く、貴い」

とは言え、私たちは限界のある弱くモロイ存在。
まわりの人の言動は気になります。

昔からそう。

だから、旧約聖書(『コヘレトのことば』)にもこう書かれています。

「人の言うことをいちいち気にするな。
 そうすれば、僕(しもべ)があなたを呪っても、聞き流していられる。
 あなた自身も何度となく他人を呪ったことを、
 あなたの心はよく知っているはずだ。」(7章21~22節)

時に自分もまわりの人のことを、決めつけたり、悪口を言ったり、呪ったことさえあるような…

そんな弱さや問題を抱える私たちなのに、神様は全くブレることなく言い続けて下さっています。

「わたしの目にあなたは価高く、貴い」

ここで、この宣言には神様の永遠の願いが込められています。

「あなたは、私のかけがえのない宝物。
 だから、宝物として生きてほしい。
 自分を、まわりの命を大切にして生きてほしい!」

私たちのことを宝物だと宣言してくださっているのは、全知全能の神様!

自分はダメだ・・・ という思いに一時的にとらわれることがあっても、そばで見守ってくださっている全能者に心を向け、顔を上げ直して進みましょう。

一人で頑張ることはありません。
神様が一緒に生きて下さっています。

「恐れてはならない、わたしはあなたと共にいる。
 驚いてはならない、わたしはあなたの神である。
 わたしはあなたを強くし、あなたを助け、
 わが勝利の右の手をもって、あなたをささえる。 」
   (イザヤ書 41章10節 口語訳)