新約聖書 エフェソの信徒への手紙 1章17~19節
「どうか、わたしたちの主イエス・キリストの神、栄光の源である御父が、あなたがたに知恵と啓示との霊を与え、神を深く知ることができるようにし、心の目を開いてくださるように。そして、神の招きによってどのような希望が与えられているか、聖なる者たちの受け継ぐものがどれほど豊かな栄光に輝いているか悟らせてくださるように。また、わたしたち信仰者に対して絶大な働きをなさる神の力が、どれほど大きなものであるか、悟らせてくださるように。」

聖書に証言されている神様は、全知全能の方。
そして、無限無条件の愛の方。

ただご自分が命を与えたという理由だけで、私たちを永遠に愛し導き続けて下さる方。

残念ながら、人の内には自己中心的な思い(罪)があって、この素晴らしい方よりも、「自分の思い通りになること」を慕い求めてしまいます。

そこで、「信仰によって一歩ずつ進んで行く」ことが必要になります。
心を澄ませて、この方の霊(聖霊)の声を聞いていくことが必要になります。

この方の声は小さく細いものです。
そのため、心を静める必要があります。

問題が起こると、つい心は高ぶってあれやこれやと反応してしまいます。

でも、そこで落ち着くことが大切。
静まる・・・

そして神様がどうしてくださるのかに心を向けながら進みます。

あらゆるところから神様は祝福を与えて下さいます。
素晴らしいことを起こしてくださいます。

冒頭の聖書には続きがあります。

「神は、この力をキリストに働かせて、キリストを死者の中から復活させ、天において御自分の右の座に着かせ、すべての支配、権威、勢力、主権の上に置き、今の世ばかりでなく、来るべき世にも唱えられるあらゆる名の上に置かれました。 」(20~21節)

イエス・キリストは神様の愛を現わすために命を落としました。
弟子たちは絶望状態になりました。

「死」は誰から見ても絶望。

しかし、神様はそのイエスを死から復活させられました。

私たちは毎日次から次へと問題にぶつかります。

神様は、そのすべてから救い出してくださいます。

「神はあなたを救い出してくださる。
 仕掛けられた罠から、陥れる言葉から。」(詩編91篇3節)

全能の神様を待ち望み、救われ、その素晴らしさを日々体験していきましょう。