新約聖書 ルカによる福音書 10章5~9節
「どこかの家に入ったら、まず、『この家に平和があるように』と言いなさい。平和の子がそこにいるなら、あなたがたの願う平和はその人にとどまる。もし、いなければ、その平和はあなたがたに戻ってくる。その家に泊まって、そこで出される物を食べ、また飲みなさい。働く者が報酬を受けるのは当然だからである。家から家へと渡り歩くな。どこかの町に入り、迎え入れられたら、出される物を食べ、その町の病人をいやし、また、『神の国はあなたがたに近づいた』と言いなさい。」

イエス・キリストが72人の弟子を二人ずつ町や村につかわして神の国を伝えさせたことがあります。
その際、イエスは弟子たちに言われました。

「まず、『この家に平和があるように』と言いなさい。平和の子がそこにいるなら、あなたがたの願う平和はその人にとどまる。もし、いなければ、その平和はあなたがたに戻ってくる。」

私たちは、神の国(平和)を宣べ伝える者です。

本当に長い間、わたしは「平和」でかなく、「争い」の種をまくものでした。
「怒りの子」でした。

しかし、イエス・キリストを通して神様の無限無条件の愛を知らされるにしたがって、「平和」を望む者に変えられてきました。

争いで勝つことより、「平和」がすばらしい!

神の国(平和)を宣べ伝える者には神様の権威と力が用いられます。

「その町の病人をいやし、また、『神の国はあなたがたに近づいた』と言いなさい。」

私たちの言動を通して、神様の癒しがまわりの人に届いていきます。
そして、神の国を身近に体験させられることになります。

自己中心的な思いをかなぐり捨て、「神の国(平和)」を宣べ伝えていきましょう。

「神の国」が拡がります。

そのために、私たちは今の状況につかわされているのですから。