新約聖書 マルコによる福音書 12章28~31節
「彼らの議論を聞いていた一人の律法学者が進み出、イエスが立派にお答えになったのを見て、尋ねた。『あらゆるオキテのうちで、どれが第一でしょうか。』イエスはお答えになった。『第一のオキテは、これである。“イスラエルよ、聞け、わたしたちの神である主は、唯一の主である。心をつくし、精神をつくし、思いをつくし、力をつくして、あなたの神である主を愛しなさい。”第二のオキテはこれである。“隣人を自分のように愛しなさい。” この二つにまさるオキテはほかにない。』」

神様の愛を人々に伝えるイエス・キリストをためそうとして、たくさんの人が色んな質問をしてきました。
一人の学者がどんな質問にもブレることなく神様の愛を伝えるイエス・キリストに心を動かされました。そして心にずっとあった質問をしました。

「あらゆるオキテのうちで、どれが第一でしょうか?」

すぐにイエス・キリストは答えられました。

「わたしたちの神である主は、唯一の主である。心をつくし、精神をつくし、思いをつくし、力をつくして、あなたの神である主を愛しなさい」

命を創造された神はただお一人。
一つひとつの命をずっと導いていかれる方。
だから、与えられている感覚や能力のすべてを使ってこの神様とつながっていなさい。


神様を愛することに差別はありません。
みんなが神様にすぐにアクセスすることができます。
あなたを愛しておられる方はあなたが心を向けられれば、すぐにつながります。
あなたと心がつながることをいつも願っておられます。

とんでもない方があなたの味方なのです。

「もし神がわたしたちの味方であるならば、だれがわたしたちに敵対できますか。わたしたちすべてのために、その御子をさえ惜しまず死に渡された方は、御子と一緒にすべてのものをわたしたちに賜らないはずがありましょうか。だれが神に選ばれた者たちを訴えるでしょう。人を義としてくださるのは神なのです。だれがわたしたちを罪に定めることができましょう。死んだ方、否、むしろ、復活させられた方であるキリスト・イエスが、神の右に座っていて、わたしたちのために執り成してくださるのです」
(ローマの信徒への手紙8章31~34節)