旧約聖書 エレミヤ書 9章22~23節
「主はこう言われる。
 知恵ある者は、その知恵を誇るな。力ある者は、その力を誇るな。富ある者は、その富を誇るな。むしろ、誇る者は、この事を誇るがよい。
 目覚めてわたしを知ることを。わたしこそ主。この地にいつくしみと正義と恵みの業(わざ)を行う事。その事をわたしは喜ぶ、と主は言われる」

「知恵や力や富を誇るな」と神様は言われます。
すべて限界があり、時間の問題でいつかなくなるものです。
そして、意志、根気、やる気なども含めて、すべて自分で手に入れたものではありません。

自慢するということは、それが重要だと思っています。
すると、それを持っているかどうかでまわりの人も評価するようになります。
「そんなものがあるかないかで人を評価するな」と神様は言われます。

「わたしを知っていることを自慢せよ。それを評価の基準とせよ」。

人間の知恵や力や富なんてあっと言う間に作りだすことができる神様は、どんな方なのでしょう。

「いつくしみと正義と恵みを行う」

(その2に つづく)