(その1から つづき)

「昼も夜も墓場や山で叫んだり、石で自分を打ちたたいたりしていた」

2000年前のこの言葉を言い直してみましょう。

「昼も夜も~で叫んだり、…で自分を傷つけたりしていた」

今生きている私たちにあてはまるような…

聖書に出て来る人にとりついていた霊たちは、イエス・キリストに名を聞かれた答えました。
「名はレギオン。大勢だから」(9節)

「レギオン」は、5000人からの兵隊からなるローマの軍団のことです。
実際、イエス・キリストから許可をもらって豚の群れの中に入り込むと、「二千匹ほどの豚の群れが崖を下って湖になだれ込み、湖の中で次々とおぼれ死んだ」(10節)のです。
2000匹!

社会全体がこの悪魔的力に支配されているようです。
自分たちではどうすることもできません。

一人の人を思うがままに支配していたレギオンは、イエス・キリストの前に全く無力でした。
このイエス・キリストはあなたが神様の宝物として生きられるようにするため、あなたのところに来ておられます。

一歩下がることです。
自分で突き進もうとせず、自分を宝物だと言って下さる神様に主導権をゆずります。

「あなたが導いて下さい」と祈って待ちます。
必ず神様が悪霊どもを追い払って下さいます。

宝物として生きられるように一歩一歩導いて下さいます。