新約聖書 コリントの信徒への手紙1 9章23節
「福音(ふくいん)のためなら、わたしはどんなことでもします。それは、わたしが福音に共にあずかる者となるためです」

「福音」は「良い知らせ」のことです。

イエス・キリストが命がけで伝えてくれた神様の愛のメッセージです。

全ての人は神様によって創造されました。
宝物として生きるように愛され続けています。

これがメッセージのすべてです。

一つ一つの命がどんなふうに愛され、どんなふうに導かれているのか、そして、その命が輝くように神様がどんなことをしようとしておられるのか誰も知りません。
一人一人違うからです。

捕まったり、殴られたり、ムチ打たれたり、半殺しにされたり、災害にあったり…
とんでもない困難や問題にぶつかりながらもイエス・キリストのメッセージを伝え続けた使徒パウロが言っています。

「わたしが福音に共にあずかる者となるためです」

パウロは聖書を知り尽くしていました
彼は伝えました。

命を創造された神様がおられること。
全ての命が神の宝物として愛されていること。
みんな宝物として生きられること。
神様の宝物として生きようとする人を神様が「あらゆること」を用いて導いて下さること。

パウロが伝えられるのはここまでです。
あとは、神様が実際にされることを一緒に体験していきます。
「福音に共に預かる者となる」というのはこういう意味です。

(その2に つづく)