(その1から つづき)

パウロは人々に伝えました。

「あなたは神の宝物。神様から離れて自分勝手に生きる生き方から、神様と一緒に生きる生き方に方向転換(悔い改め)しなさい。神様の宝物として命を大切にして生きなさい」

人々は方向転換して神様と一緒に生きられることを知りませんでした。
どこまでも自分の力で生きるしかないと思っていました。
「奇蹟的な力を自分が使えるようになれば…」と思って特別な儀式をしたり、魔術の本(印刷機などないので、すべて手書きで写したもの)を買ってまねてみたり…

神様と親しくなるにはどうしたらいいかわかりませんでした。
自己チュウな生き方からの方向転換の仕方がわかりませんでした。

パウロから、イエス・キリストの命がけのメッセージを聞いて、自分がとことん神様を無視して生きてきていたことに気づかされ、神様にあやまって方向転換して生きることを求めました。

「信仰に入った大勢の人が来て、自分たちの悪行をはっきり告白した。また、魔術を行っていた多くの者も、その書物を持って来て、皆の前で焼き捨てた。その値段を見積もってみると、銀貨五万枚にもなった」(19章18~19節)

自分の命を造り出して下さった方が、大切な宝物としていつも自分と一緒に生きたいと思っておられる…
こんなにうれしい知らせを聞いて人々は心から方向転換しました。

あなたは神様の宝物です。
全能の神様はあなたと一緒に生きることを願っておられます。
この方は私たちの必要をよく知っておられます。
まかせて生きて大丈夫です。
自分やまわりの命を大切に一歩ずつ。

宝物として一歩ずつ。