新約聖書 コリント人への第2の手紙 4章15節
「すべてのことはあなたがたの益であって、恵みがますます多くの人に増し加わるにつれ、感謝が満ちあふれて神の栄光となるのである」

26日のブログで神様に人生のハンドルをまかせることを書きました。

自分の知恵と知識と力で生きてきた(本当はいつも助けられています)人にはなんのことか分からないでしょう。

聖書には、命を創造された方が人間とどんな風に一緒に生きてこられたのか証言されています。
神様は命を愛していつも一緒に生きて下さっていますが、人間の方は自分の力で生きようとして神様から離れていきます。
すると、生きる基準がわからなくなってお互いに傷つけ合いながらジタバタすることになります。
その間も神様は必要な助けをいつも与えて下さっていますが人間は気づきません。
人間と神様の関係が回復されていくのは、人間が神様に向かって声を上げる時です。苦しみの中から人々は悲鳴を神様に上げました。
「助けてください!」

神様に向けられた魂に神様はすぐにこたえて下さいます。
人々は助けられるのですが、すぐにまた神様から離れてジタバタする生活に戻っていきます。
原因は「苦しい時の神頼み」だからです。

ある教会の教会員がこんな言葉を使われました。
「請求書の祈り」と「領収書の祈り」です。

「請求書の祈り」は、「~して下さい」というお願いの祈りです。
「領収書の祈り」は、「~をありがとうございます」という感謝の祈りです。

彼は言われました。
みんな「請求書の祈り」はするけど、「領収書の祈り」はしない。

実際、病気の時など治してもらえるように祈りますが、直った時に「ありがとうございます」という祈りを祈る人は多くありません。

「ありがとうございます」
この「感謝の祈り」が神様との切れない関係を保ってくれます。

どんなことでも感謝します。
うれいしことも、かなしいことも、苦しいことも、み~~~んな感謝します。
「みんな益になる」と約束して下さっているからです。

ここからスタートです。
「感謝」は、神様を知る一番の方法です。

あなたを宝物として愛しておられる神様と親しくなれます。