(その1から つづき)

ニコニコしながら子ロバに乗っておられるイエス・キリストについて行く。

急ぐ必要はありません。
エッチラオッチラ一歩ずつ…

昨夜、私のためにいつも祈り、支え導い下さった方が人生の最後の時を迎えておられると連絡がありました。
若いころから肺が悪く、肺気腫でした。
そして肺炎になり、片方の肺はもう働いていないようです。

本人の意思で、特別な治療はしないことになりました。
濃い酸素吸入もやめました。
そして今、自然のままで時を過ごしています。
今、どんな気持ちでおられるのか。

今朝読んだ聖書の箇所が心に響きました。

「わたしは、キリストとその復活の力とを知り、その苦しみにあずかって、その死の姿にあやかりながら、何とかして死者の中からの復活に達したいのです」(フィリピの信徒への手紙3章10~11節)

イエスはムチ打たれ、十字架につけられて殺されました。
体が弱っていくこと、息ができなくなっていくこと…
イエスが通られた道です。

私のクリスチャンの兄は、イエスが通られた道をたどっておられます。
やがて必ずイエスと同じように復活されます。
それまで苦しい一歩一歩もイエスの通られた道です。

私も自分の道を一歩ずつ進んでいきます。
イエス様だったらどうされるだろう?
イエス様は何を望んでおられるだろう?

そう考えながら一歩ずつ。

主イエス・キリストについて行く希望の道です。
神の宝物として生きる道です。