新約聖書 ルカによる福音書 24章52節
「彼らはイエスを伏し拝んだ後、大喜びでエルサレムに帰り、絶えず神殿の境内にいて、神をほあたたえていた」

イエス・キリストが処刑され、弟子たちは深い悲しみに突き落とされました。
しかし、イエスは復活して弟子たちの前に現われました。
亡霊のようにではありません。
処刑される前とまったく同じように。
一緒に食事もしました。
違いが1つ。
死ぬことはもうありません。

イエスは弟子たちにメッセージを伝えたあと、彼らを祝福して天に上げられました。

イエスは言われました。
「罪のゆるしを得させる悔い改めが、その名によってあらゆる国の人々にのべ伝えられる」
「あなたがたはこれらのことの証人となる」

「罪」とは、神を離れて自分勝手に生きること。
「悔い改め」とは、自分勝手に生きる生き方から神と一緒に生きる生き方への方向転換。
弟子たちは、神様が人を宝物として愛しておられることの証人となると約束されました。

イエスのメッセージを受けた弟子たちは大喜びです。
これから始まろうとしていることにワクワクです。

イエスが処刑されて終わったと思ったことは、始まったばかりでした。

イエス・キリストのメッセージは真実で、世界の人々にまで届けられるていくのです。
すべての人が神様に愛されています。
神様の宝物です。

こんなうれしい話を伝えることができると聞いて弟子たちは大喜びしました。
そして、今に至るまで全世界で伝えられています。

「あなたは神様の宝物。あなたにそれを伝えたくて来ました」