旧約聖書 列王記下4章3節
「外に行って近所の人々皆から器を借りて来なさい。空の器をできるだけたくさん借りて来なさい」
エリシャという預言者がいました。
彼の預言者仲間は、亡くなった時借金があり、取りたてに困った妻が相談に来ました。
エリシャは「あなたの家に何があるのか」とたずねました。
友人の妻は、「油の壷一つのほか何もありません」と言います。
すると、エリシャは冒頭の聖書の言葉に続けて言いました。
「家に帰ったら、戸を閉めて子供達と一緒に閉じこもり、その器すべてに油を注ぎなさい。いっぱいになったものは脇へ置くのです」。
友人の妻は言われたとおりにしました。
すると、なけなしの一つの壷の油が借りてきた壷全部を満たしました。
その油を売ると、借金返済とこれらかの生活の支えになりました。
まわりの人に神様が与えておられる宝物があります。
それを見つけて自分の喜びにすると、「感謝」という油が増えていきます。
会う人みんなに見つけていくと、どんどん増えます。
終わりはありません。
感謝があふれてきます。