新約聖書 ルカによる福音書 21章34節

「放縦や深酒や生活のわずらいで、心がにぶくならないように注意しなさい」


お酒で酔っぱらうと、言葉や行動が制御できなくなります。

冷静な時ならしないような行動をとってしまいます。


お酒に限らず、気持ちが高ぶるようなことは、注意しないと勢いで制御がきかなくなることがあります。


イエス様は、それらと並べて「生活のわずらいで心がにぶらないように」と言われました。


今の生活の不満をアレコレ考えたり、まだ起こっていない問題をアレコレ心配したりしていると、

「心がにぶくなる」と言われています。


「心がにぶくなる」というのは、「心のアンテナがにぶくなる」ということです。


使徒パウロの言葉を贈ります。

「主において常に喜びなさい。重ねて言います。喜びなさい。

あなたがたの広い心がすべての人に知られるようになさい。主はすぐ近くにおられます。

どんなことでも、思い煩うのはやめなさい。何事につけ、感謝を込めて祈りと願いをささげ、求めているものを神に打ち明けなさい。

そうすれば、あらゆる人知を超える神の平和が、あなたがたの心と考えとをキリスト・イエスによって守るでしょう」

(フィリピの信徒への手紙4章4~7節)