新約聖書 マルコによる福音書 2章21節

「だれも、織りたての布から布切れを取って、古い服に継ぎを当てたりはしない。そんなことをすれば、新しい布切れが古い服を引き裂き、破れはいっそうひどくなる」


織りたての布は、洗ったりしている内に縮みます。

古い服の継ぎ当てに使うと後で破れることになります。


イエスキリストのメッセージ(「神様を愛し、自分と人を神様が望まれるように大切にする」)は、「織りたての布」です。

苦しいときの神頼み程度に「継ぎ当て」として使うことはできません。


自分の思いや考え方をわきに置くことが大切です。

パウロが言っています(コリント人への第2の手紙12章9節)。

「主が言われた、『わたしの恵みはあなたに対して十分である。わたしの力は弱いところに完全にあらわれる』。それだから、キリストの力がわたしに宿るように、むしろ、喜んで自分の弱さを誇ろう」。


落ち着き、静まることがカギです。

そして、すべてのことを感謝していると「織りたての布」がフィットするようになっていきます。

うれしい体験ですよ。