新約聖書 使徒言行録 10章15節

「すると、また声が聞こえてきた。

 『神が清めたものを、清くないなどと、あなたは言ってはならない』」


ユダヤ人は特別・・・ と考えていたペテロに、ユダヤ人以外の人々にイエスキリストのメッセージを届けさせるため、神様は幻を用いてペテロに語りかけられました。


イエスキリストは、人を愛し、癒し、友達になってゆかれました。

どんな人も愛し、愛の内に、人が自己チュウから神様中心に生きるように方向修正するように導かれました。


つい先日、4歳の子どもが虐待されて命を失いました。

全身に無数のタバコを押し付けられ、熱湯を浴びせられた傷を残して・・・


きっと、この子どもは一生懸命親の言う通りにしようとしたことでしょう・・・


私も子どもを虐待する親でした。

私の子どもは死にませんでしたが、この親と五十歩百歩です。


きっとこの親も愛を十分に受けられずに育ち、自分の子どもを殺すことになってしまったのでしょう。

自己チュウという罪は深く、ナカナカ自覚できません。

イエスキリストを殺してしまったほどです。


だれからも守られずに殺されたイエスキリストが、この4歳の子どもをしっかりと抱きとめておられます。

しかし、今もどこかで殺される直前のたくさんの命があります。

親が、まわりの人が、「命が宝物である」ことに気づけますように。